今年の夏こそは、浴衣を着てみようかな~と悩んでいる方は多いと思います。
『着物だから難しい』とか『面倒くさそう』とか『間違っていたら恥ずかしい』と思っていませんか?
そんなあなたにぜひ知っておいてほしい事があります。
浴衣に必要なもの
最近では種類も豊富ですし、何を買ったらいいか迷うと思います。
『浴衣と帯だけでいいんじゃね。』と言わないで、せっかくなんですからねぇ。
バリっとカッコよく決めましょうよ。
必要なもの
・浴衣
・角帯(かくおび)
・下駄(げた)もしくは雪駄(せった)
・腰紐(こしひも)
・浴衣用の下着(忘れがちになります)
以上の5点です。
ね、女性に比べて少ないでしょ。
浴衣
浴衣ですが、自分の身長にあったものを選びましょう。
長いのは着付けの仕方で多少は改善できますが、短いのは・・・ちょっと。
『おみよちゃん』みたいで、女の子ですと最近だと可愛いなんて言われていますが、男の人だとね~。
日焼けしてカッコいいのに『おみよちゃん』ってねぇ。
角帯
2番めの角帯ですが、たまに勘違いされている方がいらっしゃいまして・・・。
花火大会で問われる日本人のモラルとマナー!!やお祭りなど出掛ける時は角帯の方がいいですよ。
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花火大会で問われる日本人のモラルとマナー!!
角帯は固いビシっとしているのに対して、へこ帯という、ふにゃふにゃな帯があります。
へこ帯でも悪くはないのですが、日曜の夕方に居間でゴロゴロしているお父さんって感じです。
「お~い、かあさん、爪切りどこだったかな~。」ってイメージです。(笑)
近所に散歩に行くときなどはへこ帯でもいいでしょうね。
周りの人から『おっ粋だね~。』なんて思われるかもしれません。
下駄・雪駄
3番目の下駄(げた)・雪駄(せった)です。
これは一番重要ですよ。
昔から『おしゃれは足元から』と言われるように、デタラメな履物ですともったいないです。
よくクロックスやビーチサンダルの人も見かけますが、残念ですね。
若い人が浴衣を着ようとしているのは、応援したいのですが・・・足元が~。
特に女性はそういう所に目がいきますよ。
下駄と雪駄のどちらが良いかは、その人の好みになります。
『カランカラン』と下駄の音は風情ですけど、歩くのが難しいという意見もあります。
雪駄ですと歩きやすいですね。
どちらでも構いません。
おろしたての下駄・雪駄の足への負担軽減は下に書きました。
合わせて読んで頂きたいですね。
腰紐
4番目の腰紐ですが、セット販売されている商品には入っていない事が多いです。
腰紐は用意しておいたいいでしょう。
着崩れしにくくなりますからね。
自分で着付けをする時にも重宝します。
あった方が絶対にいいですね。
浴衣用の下着
最後の浴衣用の下着です。
まあ、無きゃ無いでもいいんですけど、あった方がいいでしょう。
浴衣に汗が滲んで(にじんで)くるのはみっともないですしね。
これは忘れる人が本当に多いです。
間違いなく下着をつけていた方がカッコいいですよ。
帯の結び方
帯の結び方ですが、もっとも多くの人がしている『貝の口(かいのくち)』という結び方があります。ぜひ試してみてくださいね。
下駄や雪駄の下準備
新品の下駄や雪駄は鼻緒が堅く、出掛ける日になって慌てて(あわてて)履いていくので、途中で足が痛くなる人がいます。
皮がめくれたりしたら、せっかくのお出かけが台無しですよね。
そうなる前に下準備が大切です。
まず足の指を入れて、親指と人差指で挟む部分、ここを前坪(まえつぼ)と言います。
ここを上に引っ張ります。
その次に前坪と鼻緒が合わさる部分を指で持ち、鼻緒を広げるようにして上へ持ち上げます。
そして、鼻緒の両端を外側から前坪の方へ少しずつ広げていきます。
最後に鼻緒と前坪を指でもんで柔らかくします。
これで下準備の完成です。
あとは散歩の時やコンビニへの買い物などに履いていって足に慣れさせてください。
一週間から10日ほどで柔らかく、履きやすくなりますよ。
まとめ
難しいと思っていた浴衣の着付け方が、以外と簡単だと分かって頂けましたでしょうか。
最初は手こずるかもしれませんが、すぐに慣れますよ。
浴衣を選び、角帯、履物、腰紐、浴衣用の下着、これさえあればすぐにでも男前があがります。
あとはだらしなく着ない事ですね。
何事も練習です。
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出来る男にまた一歩近づきましたか?
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。