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日常生活

恩返しはしなくて良い|受けた恩は別の人に渡していくべきだよ

 あなたは恩返しをしていますか?恩返しをしなきゃな~と思いつつ、中々実行出来ていない状況だったりしますか?

 

 結論から書きますが、『恩返しはしなくて良い』です。「無慈悲だな」「この人でなし」「最低なクズ野郎だな」と言われそうですね。はっはっはー。

 

 そりゃあ、そう言いたくもなりますよね。でもお怒りになる前に、ちょっとだけ読み進めてもらえると有り難いです。

 

恩送り!?

 

 

 ネットというのは、本当に凄いですよね。調べたいことは、ほとんど簡単に見つけることが出来ます。正しいか正しくないかは置いておいて(ここ結構重要ですよ)、『恩送り』というWikipediaのページまであるんです。

 

 詳しくは、そちらで見て頂きたいのですが、Wikipediaによると江戸時代の文献からも見つかっており、すでに使用されていたんだそうです。

 

すっげーーー

 

 いや~恥ずかしながら、今日まで知りませんでした。江戸の頃から使われていた言葉だったなんて、本当に驚きです。でも何で現在まで受け継がれていないんでしょうね。

 

 Wikipediaには、『恩送り』と『恩返し』は、同一とされていたとあります。

 

んんんーー理解しがたい

 

 ごめんなさいね。赤点だらけの学生時代だった落ちこぼれなもんで、理解出来ません。だってね、『送る』と『返す』は、真逆な気がしてしまう・・・あっ、でも『送り返す』って言葉もあるか・・・。間違って送られてきた荷物などを『送り返す』って言いますもんね。

 

つまらない人生を送り続けないためには自分が変わるしかない

 

 恋人とか友達を車で自宅まで『送る』とも言いますし、先に移動させる意味の「バントで二塁へ送る」なんて使い方もします。また元々あったところに『返す』とも言うし、表だったものを裏に『返す』とも使います。つまり真逆ではなく、似ている言葉なんですかね。

 

 ダメだ。頭から煙が出てきました。はっはっはー。

 

『恩返し』と『恩送り』の違い

 

 

 なぜ『恩送り』と『恩返し』が同一視されていたのか分かりませんが、わしは違うと思うんですよ。

 

恩返しとは

 受けた恩に報いることであり、お世話になった人に返すことです。親・兄弟・先生・友達など、困っている時に助けてくれた当人に義理を果たすというか、文字通り返すことです。

 

 それに対して

 

恩送りとは

 受けた恩を当人に返すのではなく、第三者に送ることであり、与えることです。類似した表現として『情けは人の為ならず』があります。誰かに親切にしたことは、その人のためではなく、巡り巡って自分に返ってくることです。

 

 どうですか?違いますよね。

 

人の気持ちなんて分からない|だから自分で考えるしかないんだよ

 

 そうなんですよ。直接本人に返すのか、他の人に渡していくのかという違いです。個人的には『恩送り』よりも『恩渡し』の方が心地いいんですけど、呼び方なんてどっちでも良いですよね。はっはー。

 

 2000年に公開されたアメリカ映画の『ペイ・フォワード』でも同様のことが描かれています。ざっくりと内容をお伝えすると、学校の先生から「世界を良くするためにはどうしたら良い?」という宿題を出されます。生徒たちはそれぞれのアイディアを出します。そんな中トレヴァー少年が思いついたのが『ペイ・フォワード』だったのです。

 

 ペイ・フォワードとは英語で『Pay It Forward』。直訳すると、『先に支払う』や『将来に払う』となります。意味が分かりづらいですが、トレヴァー少年はこう説明します。

 

 「自分が親切にされたら、三人に親切にする。その三人は別の三人に親切にする。そうすれば親切の輪が世界に広がるはずだ。」というものだったのです。

 

恩送りの思考

 

 

 あなたも明太子を一度でも口にしたことがあるでしょう。あの明太子にも恩送りが深く関係しているんですよ。知ってましたか?

 

 韓国の明卵漬(ミョンランジョ)が元になっています。そしてスケトウダラを明太(メンタイ)と呼んでいました。この韓国のミョンランジョが懐かしく、「また食べたいな~。」という奥様(千鶴子さん)の一言から始まったのです。

 

 書籍『明太子をつくった男』やドラマ・映画にもなった『めんたいぴりり』でも有名な川原俊夫さんの努力の賜物が、あの明太子なんです。大正二年、朝鮮半島の釜山で生を受けた俊夫さん、同じく朝鮮の仁川で生まれ釜山で育った千鶴子さん。お二人にとって明卵(ミョンラン)や明太(ミョンテ)は、身近な惣菜で頻繁に食していたことが伺えます。

 

 千鶴子さんとご子息の健さんを残して戦地へと出立した俊夫さん。生き延びるのも大変な中で、昭和21年8月に博多港で再会を果たします。戦後の混乱の中、商売をはじめ中洲市場で『ふくや』を創業しました。俊夫さんは「両親の出身地でもある福岡に恩返しをする。」と決意したと言います。

 

自分自身で状況を悪化させている人は損をしている人生に気づかない

 

 困っている人がいれば、直ぐ様助けにいく。消防団員でもないのに、一目散に現場に駆けつけて消火活動を手伝う。そして家を無くした人達を家に招いて食事や布団を提供する。10日や2週間は平気で寝食をともにしていたそうです。しかも一度や二度ではありません。

 

 そこは俊夫さん、千鶴子さん、健さんだけじゃなく、弟の正孝さん、住み込みの従業員も一緒に生活をしていたんです。健さんは子供心に常に知らない人との生活を当たり前だと感じていたとのこと。

 

 そんな中、千鶴子さんの「また食べたいな~。」という一言。ここから俊夫さんの挑戦が始まります。毎回千鶴子さんからの「しょっぱい」「美味しくない」などのダメ出しを受けて、作っては試食しての繰り返しです。当時の従業員たちからは「社長の道楽だ。」「時間とお金を無駄に使って、何やってんだ。」など、否定的な意見ばかりだったんです。

 

 なんせ納得の味になるまでに10年もかかったんですよ。凄くないですか。

 

 明太子が完成したからと言って、すぐに売れるわけではありません。実質は赤字が続いていたでしょう。俊夫さんはPTAの会合や町内会の集まりにいつも明太子を持って行き、みんなに食べてもらい少しづつ中洲で評判になっていきます。そして県外からもポツポツと買いに来てくれるお客さんが増えた頃、他の商店などが「うちでも、ふくやさんの明太子を売りたい。」という要望の声が上がります。

 

 しかし俊夫さんは、頑なに卸売りを拒否します。お客さんには鮮度の良い状態で食べてもらいたいという思いが強かったのです。そこで出した俊夫さんの結論は・・・「あんたの所でも作ったら良いじゃないか。」と、製造方法を教えるというものだったんです。

 

まじか!?すっげー!!

 

 試行錯誤を繰り返して10年もかかった独自の製法を普通簡単に教えますか?最後の調味料だけは教えずに、99%の製法を無償で伝えたんです。なぜ最後の調味料を教えなかったのかというと「決して同じ味の明太子になってはいけない。」というものです。人はみな同じではなく、味の好みも人それぞれ。それぞれの店のそれぞれの味になれば、お客さんも喜ぶし、お店も繁盛し、明太子が全国に広まる。

 

 俊夫さんの予想通り、今では代表的な惣菜へとなっていった明太子です。しかも日本のみならず本番の韓国でも明卵漬(ミョンランジョ)より明太子の方が人気があるそうです。

 

 見返りを一切求めず、受けた恩を周囲の人達に渡していく。俊夫さんの思考には、本当に頭が下がります。詳しくは『明太子をつくった男』を読んでみてもらえればと思います。

 

 

注意すべき点

 

 

 先輩や目上の人、親や友達から受けた恩は本人に返すのではなく、別の人に渡していくことが間接的に恩返しになっています。

 

 例えば職人さんは、師匠と弟子の関係です。親方・先輩から技術やノウハウ、所作や姿勢など多くのことを学びます。「仕事だから」だけでは簡単には片付けられません。受け継いだ技術などは、後世に伝えていくのが一番なのは分かってもらえるでしょう。つまりそれが恩返しに繋がっているわけです。

 

 ただし注意すべき点を抑えておいてほしいと思います。

 

 第一に、受けた恩は忘れるな!です。
古くから『懸情流水 受恩刻石』と言われており、「情を懸けしは、水に流し。恩を受けしは、石に刻むべし」と読みます。自分が相手に懸けた情は水に流してさっさと忘れて、受けた恩は心の石に刻んで絶対に忘れるな。という意味です。

 

 人はついつい親切にしたことを覚えておいて、恩を受けたことすら忘れてしまいがちです。これでは不満や怒りが頭と心を支配して、さらに不義理な態度をとってしまいます。そりゃあ、不幸街道まっしぐらですよ。はっはっはー。

 

もし未来が決まっているとしたら、あなたはどう思いますか?

 

 第二に、相手が喜ぶと思うな!です。
あなたが受けた恩を誰かに渡したくて、仲の良い友達に親切にしたとします。ただ必ずしも相手が喜ぶとは限りません。タイミングを間違えていたり、求めていなかったり、ありがた迷惑の可能性だって充分にあるんです。

 

 お相手には、お相手の考え方があり、あなたの思い通りの答えが返ってこなくても気にしちゃダメです。感謝なんてされなくて当たり前だと思いましょう。一喜一憂するだけ、あなたが損をしてしまいますからね。

 

 第三に、見返りを求めるな!です。
第一の「水に流せ」にも似ていますが、見返りを求めてはいけません。期待もしちゃダメです。

 

 一見すると相手の為に恩を渡しているように感じますが、一切が『あなた自身の為なんです』よ。回り回って必ず自分に返ってきます。人はちょいちょい目の前のことだけで物事を判断しがちです。しかし目に見えるものが全てではありません。現代人にとっても分かっていないことは山ほどあるんですよ。

 

 以上のことを踏まえて、どんどん恩を渡して行きましょう。

 

まとめ

 

 

 『恩返し』『恩送り』の違い、『恩渡し』という言い方もあるということ。また『ペイ・フォワード』『明太子をつくった男』で恩送り・恩渡しの例をお伝えしてきました。そして注意すべき三点『受けた恩は忘れるな!』『相手が喜ぶと思うな!』『見返りを求めるな!』をお伝えしてきました。

 

 わしも全然お金が無かった若い頃に奢ってくれた先輩や、PCのことを教えてくれた先輩などなど、本当に多くの人に恩を受けています。なので少しずつではありますが、他の人に恩送りをしていっていますし、これからもやっていこうと思っています。

 

『生きがいが欲しい』あなたへ、人生をとびっきり楽しむ方法

 

 今も変わらずお金は無いですが、「お腹が空いた」と言われれば、ご飯を作ってごちそうしたいですよ。ただド田舎なので、交通費の方が高くなっちゃうでしょうけどね。はっはっはっはー。

 

 友人たちから好評なのが、お鍋やおでん、ゴーヤチャンプルーにキーマカレー、豚の角煮やローストビーフなど・・・あっ、料理の話しになっちゃいましたね。はっはっはー。すみません。

 

 あくまでも無理はせず、あなたも大切な人に恩を渡していってほしいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

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