先日も私の友人が転職をしました。
世代的にはゆとり世代だ。
だが彼にはある目標があり、そのスキルを磨く(みがく)ための転職である。
世間では『ゆとりは根性がない』とか『ゆとりはすぐに転職する』とか言われている。
本当にそうなのか調べてみました。
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仕事が出来ない人ほどよく使う言葉とは?
会社を辞める【離職率】と入社する【入職率】
退職だけして再就職をしなかったりしたらそれは転職にはならない。
同様に新卒で入社した時も転職にはカウントされない。
しかも調査結果なので誤差もあるだろう。
例えば国勢調査の記入漏れとか、そもそも提出していなかったり、起業したりした場合はその数字には反映されていない事になる。
あくまでも目安として見て頂きたいです。
平成27年の一年間での転職率
・20歳~24歳 16.6%
・25歳~29歳 16.3%
・30歳~34歳 11.25%
・35歳~39歳 9.95%
・40歳~44歳 9.55%
・45歳~49歳 8.2%
・50歳~54歳 7.55%
・55歳~59歳 6.95%
・60歳~64歳 10.15%
となっている。
本当にゆとり世代は転職率が多いのか
これを見ても分かるように29歳までの転職率は多い事が分かりますよね。
でもこれって10年以上前からさほど変わらないんですよ。
新卒で入社した人が
・思っていた会社と違った
・給料が安い
・他の業種も経験したい
・労働時間が長い
などの思いがあって、早い段階で退職するんでしょうな。
また若い時期は選択肢が多いからね。
今はパソコンやスマホで情報も多いし、本当にやりたい仕事を探すのも一つの方法だと思います。
現状のまま今いる会社で継続して仕事をしていくのか、転職をして新たな職場で仕事をするのかどちらも選択です。どちらを選んでも後悔しないようにしないとね。
だから『ゆとりだからすぐ転職をする』は間違いなんですよね。
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威張る(いばる)上司の対処法とは
そもそも『ゆとり世代』とは
ゆとり世代には“ここからここまで”っていう定義(ていぎ)がはっきりしてないんだってさ。
一応1987年4月2日生れから2004年4月1日生れの人
平成29年現在、満13歳~満30歳が『ゆとり世代』と言われているけど、諸説あるらしい。
・小中学校において1980年度、(高等学校は1982年度以降)の学習指導要領による教育を受けた世代(1966年4月生まれ以降)。
引用:wikipedia
もうビックリですよ。
いや~知らなかったな・・・。
ホント無知は怖い。
って事はだよ、1966年4月2日生れ~2004年4月1日生まれまでが『ゆとり世代』って事!?
平成29年現在、満13歳~満51歳って事!?
もうほぼゆとりじゃん!
実は自分も『ゆとり世代』なのに
だからゆとりはダメなんだよ
なんて言ってたら恥ずかしい・・・。
こわいこわいこわい。
『ゆとり』だけじゃない
『ゆとり』だとか『男』だとか『女』だとか、ざっくりしすぎだよ。
『ゆとり』でもちゃんとしてる人はいっぱいいるし、『男』でも『女』でも出来るやつは出来る。
物事を具体的になかなか考えられない人は、まあざっくりするよ。
◯◯の国の人はどうとかこうとか、若いやつはダラダラしてるとか・・・。
そうじゃない人もいる。
断言出来る。
「最近の若いやつは・・・」って言われてきたから反発しちゃうよね。
だって電車やバス、お店の中で年配の人の方が電話で話しているのをよく見るよ。
歩きスマホは迷惑で事故を起こす危険性!対策を考える!!・・・若い人の方が多いけど・・・。残念
細かく考えられないからざっくりしか捉え(とらえ)られないんだよ。
だって「最近の若いやつは」って言葉って紀元前の古代ギリシャ時代でも使われていたし、日本では徒然草に載ってるんですよ。
700年以上前ですよ。
もっと前から使ってたでしょうね。
他の人とグループで判断されないように、個人個人でしっかりしていけばいいんだよ。
まとめ
別に転職を勧めているわけじゃなし、転職をしない方を勧めているわけでもない。
『ゆとり世代』を保護しているわけでもない。
確かなデータもないのに勝手な発言をしている事に対して書きました。
多くの情報を得て、確かな情報をピックアップ、自分が後悔しない選択をしてほしいと願っています。
『ゆとり』だからとか『若いやつは』とか見返してやれ。
アラフィフのゆとりからでした。
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