私たちは時間に縛られて(しばられて)生活しています。
時間に追われている人、時間と格闘(かくとう)している人、時間を自由に使っている人と様々ですね。そんなあなたは本当に現在の正確な時間を教えてもらいたいですか?
時間が存在しない人達!?
ブラジルのアマゾンの奥地には、アモンダワ族(Amondawa族)という少数民族がいます。彼らが発見され世界中に知られたのは、1986年。
このアモンダワ族(Amondawa族)は、当時150人ほどで生活をしていました。
そんな彼らの驚く(おどろく)べき点は、『時間』という概念(がいねん)が存在しない事です。
そうなんです。
『時間』という概念が存在しないので、『時間』『日付』『週』『月』『年』という言葉も存在しないのです。誰も来週の話をしません。
記念日の話もしません。←【小さくガッツポーズ】
正月も、クリスマスも、誕生日も、結婚記念日も←【またまた小さくガッツポーズ】ありません。
あるのは、『昼』か『夜』か、『雨季(うき)』か『乾季(かんき)』かの区別だけなんです。
そんな彼らは今も文明社会からは離れて(はなれて)暮らしています。ブラジル政府から保護されています。
が、近年アモンダワ族(Amondawa族)の住む地域のすぐそばまで、森林伐採(しんりんばっさい)が進んでいます。
また、そんな彼らの住む地域には電線も張られ、現代文明が徐々に押し寄せています。
アモンダワ族(Amondawa族)にも時間という概念が生まれる日もそう遠くないかもしれません。早く彼らと話をしてみたいものですね。
時間の概念がないアモンダワ族(Amondawa族)、時間に追われる私たち、どっちが幸せなんでしょうね。
時間の流れが変わる
楽しい人との楽しい時間はアッと言う間に過ぎてしまいますよね。それに対して嫌な人との時間、仕事、やりたくない事、若い頃は学校、勉強〔・・こっちの方がどんどん出てくるなぁ。〕
などの嫌な時間は経過(けいか)の遅いこと、遅いこと。
実際の時間が変化しているわけではないので、感覚なんですがこうも違うかって思いますよね。
そしてアルベルト・アインシュタイン博士が1915年~1916に発表したのが、一般相対性理論です。その相対性理論の中に『動いているものは、時間の流れが遅くなる。』というのがあります。
はっはっはっは~・・・チンプンカンプンですね。
【私にはとても難しすぎるので、泣く泣く割愛(かつあい)します。すいません。】
またマサチューセッツ工科大学のブラッド・スコウ博士(Dr.bradford skow)は
「時間は流れてなどいない。むしろ止まっている。」
「過去・現在・未来は全ての時間に同時に存在する。だから流れるという表現は間違っている。むしろ止まっているんだ。」
こうおっしゃっているわけです。
おっと、私の頭から煙が出てきた・・・。やばいやばい。
詳しく知りたい方はご自分で調べて見てくださいませ。
NICT 国立研究開発法人 情報通信研究機構
どんぴしゃで正確なわけではないですが、こちらの『国立研究開発法人 情報通信研究機構』さんは、正確な時間が分かるサイトです。
国立研究開発法人 情報通信研究機構
http://www.nict.go.jp/JST/JST5.html
NICTさんのページにも
■本ページは正確な日本標準時の提供を目的としたものではありません。
と書かれています。
また通信速度や混雑の状況で大きな誤差を生じることがあるらしいです。
こちらのサイトを初めて見た時に「うわ~私のPCと3.6秒も違う~!?」とビックリしてしまいました。なんででしょうね。PCでもスマホでも正確な時間が表示されていると勝手に思い込んでしまっているんでしょうね。
こんな所でも自分が時間に縛られているのを感じます。(汗)
豆知識
もう何十年も前ですが、『マーフィーの法則』が流行りましたね。まだ私が若い頃、ものすごく感動(かんどう)した言葉が載ってました。それがこちらです。
『時計を一つ持っている人は、いまの時間が分かる。
時計を二つ以上持っている人は、正確な時間が分からない。』
です。
どうですか?
-
時間にルーズな人とシビアな人を比較して賢く生きていこう
なんか「なるほどな~。」とか「うまい事を言うな~。」って、なりませんか?
あっ、そうでもない・・・!?
当時は一人で「マーフィーすっげ~~~~!!」って、はしゃいだのが懐かしいです。お恥ずかしい・・・。
まとめ
先日読んだ本の中でこんな事が書いてありました。
『よく人はタイム・イズ・マネー(time is money)、時は金なりと言うが、それは大きな間違いだ。本当は、タイム・イズ・ライフ(time is life)、時は命だ。
お金は無くなったら働いて稼げば(かせげば)良い。だが、時は稼げない。返ってこない。
莫大(ばくだい)な借金も返せるが、他人から奪った(うばった)時間は二度と返せない。
それを理解して私たちは生きるべきだ。』
と、いうのがありました。
まさにその通りだと思います。
いかがだったでしょうか。
時間に追われている現代人、時間の概念がない人達、時間にとらわれて研究している人、時間の概念を変えた人。時間とは何なんでしょうか?
時間は私たちを色々と考えさせてくれます。
最後に
それでも、あなたは現在の正確な時間を教えてもらいたいですか?
無料版のおすすめ
一人でも多くの人に読んでもらいたいので、BCCKSさんで無料公開しました。
Dataとして手元には残らないですが、上記のリンクから無料で読むことが出来ます。
『本をよむ』をクリックすると、新たなブラウザが立ち上がります。
『無料でよむ』をクリックすると、その場所に表示されます。
右に出るカーソルを押すと、次のページに進みます。
何卒よろしくお願い致します。
最後まで読んで頂きありがとうございます。