注目の俳優さんや女優さん、アイドルなどをキャスティングして、有名な作家さんにお願いをして、評判の監督さんにお願いをする。
そうする事で視聴率を獲得出来ると思いこんでいます。
多くの人達はこれが正しいやり方だと信じています。
しかし本当にそうでしょうか?
興行収入や視聴率
商売としてやっているので、興行収入や視聴率が重要なのは分かります。
興行収入が悪ければ次の作品が制作出来ない。
視聴率が悪ければスポンサーとしてついてくれなくなる。
視聴者の数が少ないのであれば、巨額の広告を出す意味が無くなるからです。
事情は分かります。しかし視聴率が良い作品が本当に面白いかは別問題です。
メディアは広告主の顔色を窺って(うかがって)、視聴率の良い作品を作ろうとします。
その結果、視聴者の感情は置いてきぼりで制作されるのです。
ドラマでも映画でも音楽でも恋愛物を多く取り上げる様になります。
何故か・・・数字が多くとれるからです。
禁断の恋、年の差カップル、逆境を乗り越えての愛、大嫌いからの好きなどなど。
恋、愛、恋、愛、恋、愛、恋、愛、恋、愛、恋、愛、恋、愛・・・。
手を変え品を変え恋愛物ばかりをやるようになっているんです。
本当に嘆かわしい(なげかわしい)事です。
この風潮は私たち視聴者にも問題があります。
つい観てしまう。つい買ってしまう。そんな状況に一人一人が陥って(おちいって)いるのです。
TwitterなどのSNSで相手を批判するのは自分にとってマイナスになる
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そりゃあテレビを見なくなるわけですよ。その理由とは・・・
面白いドラマ
このブログでは、今まで良い情報も悪い情報も固有名詞を避けてきました。
悪い情報はどんな事であれ公開するべきではないですし、良い情報も誤解を招く恐れがあったためです。
しかし今回は敢えて書かせてもらいます。
本当に面白いドラマは、先日放送終了をした『民衆の敵』です。
詳しいあらすじなどは書きません。
まだ観ていない方に対して申し訳ないからです。
どうしてもあらすじをお知りになりたい方は、ネットで調べてくださいね。
簡単にいうと、一般の主婦が政治の世界に入っていくストーリーです。
表に出てくる内容は、視聴者の方々には直接関係がないです。
ですが作品の中身、語られていないセリフの中、見えていない映像の中がとても重要で面白いのです。
直接関係の無い内容だったら恋愛物と同じですよね。
ただ視聴者は「感情移入出来た。」とか言うんです。今回の『民衆の敵』には言わないのに・・・。
最初から最後までご覧になった方は、「素晴らしいタイトルだ。」と気づくはずです。
だって結果が物語っていますからね。内容はヒ・ミ・ツです。(笑)・・・残念でした。
何故人気がないのか
同じドラマ枠で最下位の視聴率だそうです。
わしには全く意味が分かりません。こんなに面白いドラマなのに・・・。
何故人気が無かったのか、何故数字が悪かったのか、何故見る人が少なかったのか検討もつきません。
ただ一つ言える事は、下ばかり見ている人は、富士山の頂上からの景色は見れないのかもしれないと言うことです。人間関係を上手に進める本当の意味での対等とは?
行間を読む事だったり、聞こえない相手の声以外の心を察知したりする能力があるのに、自分から閉ざしているようです。
どんどんそういった事が出来ない人間になるようで怖いですね。
もしかしたらあなたの会社が倒産の危機だったり、解雇される瀬戸際だったり、失恋の手前だったりしませんか。
見えているものが全て真実とは限りませんよ。
折角の能力を無効にしているのは、あなた自身かもしれません。自分を変えたい人に必要なのは、ちょっとした勇気です。
まとめ
わしの意見に賛成してくれる人もいるでしょう。反対の人もいるでしょう。
色んな人がいて色んな考え方があります。頭ごなしに否定をせずに討論をすればいいんです。
わしは恋愛の歌やドラマを否定しているのではありません。
ただ多すぎるのではないかと感じています。
『民衆の敵』本当に面白かったです。見逃した方は本当にもったいない。
まだの方は、機会があったら見てみてくださいね。
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