世間で話題になっている『キラキラネーム』とかではないですよ。
名前じゃなくて、名字の方です。
珍しい名字の方は、それはそれで苦労があるかと思います。
印鑑が簡単に入手出来ないとか、読み方を毎回伝えないといけないとか。
あなたは自分の名字が好きですか?
珍しい名字への憧れ
子供の頃から珍しい名字に、すんごい憧れていたんですよ。だって高橋ですよ。
ありきたりじゃん。
クラスには2、3人は必ずいたし、学校以外でも知り合ったら「あっ、あなたも高橋?」ってなるんですよ。
病院の待合室で待ってても「高橋さ~ん」って呼ばれると、「はい。」って言っちゃう。で、違う高橋さんだったなんて事が山程ある。
これは佐藤さん、鈴木さん、田中さん、伊藤さん、渡辺さん、なんかでもあるあるなのかもしれませんね。
早乙女(さおとめ)さんとか、不知火(しらぬい)さんとか、如月(きさらぎ)さんなんか良いよな~。かっこいいですもんね。
余談なんですけど、『名は体を表す』って言葉があるじゃないですか。
名前が実態そのものを表しているという意味。
でもこの言葉を『名は対を表す』という漢字だと勘違いしていた友人がいました。
彼いわく
だって健(たけし)って奴が物凄く不健康そうだし、清(きよし)って奴が小汚かったりする
と言うんです。
言い得て妙だな~って関心しちゃいましたよ。まぁ間違っているんですけどね。実際には名は体を表していないかもしれないけど、願いが込められているのかもしれませんからね。
悪いのは誰だ?
以前住んでいた場所は東京都の23区内だったんですが、同じ住所に複数の建物があったんですよ。
XX町◯丁目△番地□号という住所に三つのマンションが建っていたんです。住所の割り振りというか、決め方はどうやら法律で決まっているらしいんですが、わしには分かりません。
わしは◆◆号室に住んでいました。するとある日、別のマンションの◆◆号室の方の郵便物が投函されていたんです。その方も高橋さんです。
その人は全く悪くないんですが、郵便物を発送した方が省略してXX町◯-△-□-◆◆って書いていたんですよ。まぁその人にも悪気はないですわな。マンション名なんて省略したいですもん。
まさか『同じ住所』の『別のマンション』の『同じ部屋番号』に『別の高橋』が住んでいるとは考えないですからね。
発送した人も悪くないし、別のマンションの高橋さんも悪くない、もちろん郵便配達員も悪くない。悪いのは、住所の区分けの仕方なのか?それともこの『高橋』という名字なのか?
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日本人のマナーは低下したのか?守らない人や悪い人が増えたのか?
いや~ホントに多いんですよ。日本で三番目かもしれないですけど、佐藤さんや鈴木さんでも、この問題は起きているんじゃないですかね。
しかも田舎の方に行けば、町に○○さんが集中しているなんてこともあるでしょう。そういう町はどうしているんですかね。
名字を変える!?
今は諸事情があって神奈川県に引っ越しました。
すると、まさか!?
ここも同じ住所に複数の家が存在しています。そしてあなたの予想通り、同じ住所に高橋さんが引っ越してきたんです。
断っておきますけど、嫌だと言っているんじゃありません。悪口でもなければ陰口でもありません。文句もありません。ただ事実を述べているだけです。
そりゃあ来ますよ。郵便物も宅配業者も。新しい高橋さんの存在を知らないでしょうからね。宅配業者の方には、きちんと説明をして、郵便物は郵便局に持っていき説明しています。
しばらくすると間違いは無くなったんですが、もし新たな高橋さんが引っ越してきたら・・・。そう思うとちょっと背中がゾクッとしますね。
やっぱり悪いのは住所の区分けか、この名字だと思うんです。珍しい名字だったらこんな事なかったんだろうな~。
あっ、そうしたらこの記事も書けていないし、こんな経験も出来ていないのか・・・まあ面白いから良しとしますか。
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成功する秘訣とは?人生のやり直しに役立つ考えるヒント
しかし人生で二度も同じ様な経験をするなんて、やっぱり高橋という名字のせいだと思うんですよね。こんなおっちゃんになってから、裁判までして名字を変えるのはおかしいですし、する気もありません。
なんだか親にも祖先にも悪い気がしちゃいますもんね。
生まれた時から西園寺(さいおんじ)さんや御子柴(みこしば)さんだったら、こんな経験もしないでしょう。彼らは彼らで名字を変えたいなんて思うことがあるんですかね。
面倒くさい
ちょっと調べたら同じ住所で複数の建物っていうのは、日本全国で当たり前の様にいっぱいあるんですね。わしが知らなかっただけで、同じ様な思いをしている人はいるようです。
ほとんどの方が最初だけで、数週間経ったら誤配送も無くなったらしいです。
住所の方も調べました。そもそも土地には番号が付いています。不動産の特定のためだったり、固定資産税のためです。ですがこの『地番』は、連番にはなっていません。
なのでその場所を目的地に探したりするのが困難です。配達の人達も一苦労ですよね。
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生きづらい世の中になったものだと馬鹿は馬鹿なりに思うのであった
そこで登場したのが『住居番号』です。俗に住所と呼ばれているXX町◯丁目△番地□号の□号の部分です。これは順番通りになっているので、1の次が2と分かりやすくなっています。
もともと庭付きの大きなお宅が、とある理由で売却したとします。解体して土地を四つに区切って分譲したとすると、四つの家が同じ住所になるということです。
また各市区町村によって違いますが、袋小路の六軒が全て同じ住所ということも存在するんです。
どうやら□号の部分に『枝番』を付けることも可能らしい。
1-1号とか1-2号とかです。
しかし枝番を付けると、申請、届け出、免許証などの住所変更などなど。
いや~面倒くさい!!
名字の変更をする気もないし、住所変更をする気もない。
なんもかんも面倒くさい。
現状何も問題がないので、まっいっか。
まとめ
子供の頃から憧れていた珍しい名字。今後もこの気持が再燃することもあるかもしれません。
もしかしたらわし以外にも、ありきたりの名字にうんざりしている人もいるのではないでしょうか。
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本当は直したい?謝れないオトナは自分が悪いと感じているのか
反対に珍しい名字に嫌気がさしている人もいるかもしれません。印鑑以外に何に苦労しているのか知りたいですね。
改めて聞きます。あなたは自分の名字が好きですか?
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