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日常生活

本当は直したい?謝れないオトナは自分が悪いと感じているのか

 オトナであろうが子供であろうが、謝罪が出来ない人は致命的です。職場の関係や友情、恋愛や婚姻関係にも大きく影響してきます。

 約束を破ってしまったり、遅刻をしてしまったり、仕事で失敗してしまった時には、即座に謝ることが大切です。

 

 分かっているけど素直に謝れない人もいますよね。

 本人は謝れない自分を直したいと思っているのでしょうか。それとも本気で自分が悪いとは思っていないのでしょうか。

 

時間を守れない人に対して実は簡単な方法で改善する事が出来る

 

 あなたが本気で直したいと考えているのでしたら、この記事が役に立つでしょう。

 

謝れない性格?

 

 

 謝罪といえば、世間で話題になった『半沢直樹』の土下座シーンが有名ですよね。香川照之さん演じる大和田常務が謝りたくないけど、土下座をしないといけない葛藤が話題になりました。申し訳ないですが、わしは爆笑してしまいました。本当にすみません。

 

 だって香川さん上手いよ~。真剣に演じれば演じるほど、可笑しく見えてきちゃんですよ。やっぱり悲劇は喜劇だな~って、改めて実感したものです。

 

 この様に立場や役職が上だったり、年齢が上になるにつれて、謝れない人が多い印象です。謝れないのは性格なんでしょうか?

 

聞いた事に答えない会話が噛み合わない人の心理とは

 

 性格とは、個人の行動や認知パターンを促す根底部分です。性格は遺伝などによる先天的な要因が関わっていますが、生活環境や経験などによって大きく変化することが分かってきています。つまり一生同じ性格ではなく、日々の様々なものの影響で少しずつ変わっていくんです。

 

 ただ心理学的には、性格は五つに分類されると言われていて『ビッグファイブ』と呼ばれています。その五つとは『開放性』『誠実性』『外向性』『協調性』『神経症傾向』です。

 

開放性とは


 平凡な日常の生活よりも好奇心・冒険心・創造性が高く、自己表現を追求するタイプです。職業としては、芸術家・アーティストに多くみられます。

 

誠実性とは


 目標達成のために計画的に忠実に行動するタイプです。組織内においても信頼されやすい傾向にあります。職業としては、起業家に多くみられます。

 

外向性とは


 社交的であり、他者との会話や付き合いに刺激を求めるタイプです。職業としては、営業職や販売など、人との関わり合いをするのに向いていて多くみられます。

 

協調性とは


 他人に対して協力的であり、思いやりをもって接するタイプです。職業としては、チームプレーが主のアスリートや看護師・介護士に多くみられます。

 

神経症傾向とは


 安定した性格であり、感情の起伏が穏やかなタイプです。周囲からは、無感動・無関心だと誤解される傾向があります。職業としては、職人や作家などに多くみられます。

 

 これは全ての人がどこかに分類されるのではなく、それぞれを数値化して、どの部分が強いか弱いかを表しています。つまり『謝れないのは性格のせい』ではないということです。

 

謝れない心理

 

 

 謝れない原因は、謝ることに対しての罪悪感を持っていたり、自分自身が否定されていると感じている『心理』なんです。

 プライドが邪魔をしたり、謝ることへの抵抗感や拒否感が生じたりします。そういった謝れない心理を解いていきましょう。

 

プライドが高い

 

 

 プライドが高い人は学歴や職歴、または収入や実績を最優先する傾向が強いです。常に相手よりも上にいたい、もっと上を目指したいと思って行動しています。

 

 それ自体が悪いことではないんですが、ともするとアダになってしまいます。人を上下で判断して、相手を見下す思考に陥ってしまうからです。

 

 

 また自分に絶対の自信を持っているのか、「自分がミスをするはずがない。」「何かの間違いだ。」と、失敗や間違いを認めようとしません。

 それ故に謝れないのです。プライドが汚されると感じているのか、傷つくと思っているのか、中々非を認めません。最悪の場合には、他人に罪をなすりつけたり、言い訳をして逃れようとします。

 

 失敗を認めることや、謝ることが自己否定されていると感じてしまいます。ちょっとしたミスでも、「すみません」と言うことで、自分の全てを否定されていると思ってしまうんです。認めたり謝ったりしたら『負けだ』と考えているのでしょう。

 

プライドが高いだけで何もない!間違っても謝らないって・・・

 

 プライドが高い人に謝る事を強要すると、逆ギレをしてきて喧嘩になる可能性があります。無理強いさせるのは、得策ではありません。

 

 わしなんてプライドの『プの字』もありません。学歴もないですし、過去の実績もありません。赤点7つの落ちこぼれです。

 こんなわしに言われたくないかもしれないですが、『プライド』ではなく『誇り』を持ってほしいものです。

 

 誇りは汚れもしませんし、傷つきもしません。やってきた事に誇りを持っている人は、素直に謝ります。プライドなんて何の役にも立たないのです。そんなプライドなんて、トイレットペーパーと一緒に便所に流しましょうよ。

 

 きちんと謝れるように、誇りを胸に生きていきましょう。

 

常に自分が正しいと思っている

 

 

 前述のプライドが高い人に似ている部分もあると思いますし、プライドが高いから自分が正しいと思っている人もいるのではないでしょうか。どちらにせよ常に自分が正しいと思っている人の多くが、素直に謝ることが出来ません。

 

 自分が正しいと思っている人は、他人の意見を聞くことをしません。なんだったら否定をしてきます。頭が凝り固まっているというか、視野が狭いというか、古いというか、残念でなりません。自分が正しいと思っている事自体が間違っているというのに・・・。

 

 物事を解決に導くために人は考えます。考えるのに一番必要なのは、一枚でも多くのカードをテーブルに並べることなんです。

 

 主観的な方向だけではなく、客観的な見方も求められます。また別の方向から見るのも重要です。そうしないとベストな答えには、たどり着けない可能性が高いからです。

 

自分がおかしいと感じていない人のなんと多いことか

 

 自分一人の小さな頭で、一枚のカードで勝負をするなんて、あまりにも馬鹿げていると思いませんか。そのためには、他の人の意見を聞くのが大切なんです。それが出来ないなんて・・・残念無念

 

 2020年からのコロナ渦で、自粛警察というのが問題視されました。誤った正義感や偏った道理を掲げて、私的に取り締まりや攻撃を行う人達です。チラシや手紙、張り紙などで誹謗中傷したり、物を破壊したりしています。

 

 そうです。奴らは『常に自分が正しいと思っている』んです。分かりますよね?多くの人がおかしいと感じて、明らかに間違っているのに、本人だけが正しいと思い込んでいるんです。

 

 

 わしがここで何を書こうが、他人の意見を受け入れないので、直らないでしょうね。

 

 どんなに仲の良い友人でも、変えようとは思わないでしょう。時間を割くだけ無駄だと感じてしまいます。距離をおいたり、疎遠になってしまうかもしれません。

 

 もしあなたの周りから、最近人が離れていると感じたら、陥っている可能性がありますよ。直すには、自分が本気で変わりたいと望んで、努力をするしかありません。それには、まず人の話しを聞くようにしましょうね。

 

言葉にしない

 

 

 本人は悪いと思っているのに謝らない人もいます。総じて『言葉にしない』タイプです。

 

 まずは謝ったつもりになっている人です。「ごめんなさい。」「すみません。」と心では思っているので、本人は謝ったつもりになっているんです。

 

 よく耳にするのが「謝ったじゃんか。」とちょっと逆ギレぎみで返してきます。こちとら「え~~~!?」ですよ。だって口にしてないじゃんか。一言「ごめん」で済むのに、本人は謝ったつもりなので、話し合いは平行線です。トホホッ。

 

 

 次は、謝ったら負けだと思っているのか、言い訳をしてくる人です。

 

 なんで謝れないかな~と、つくづく思ってしまいます。結構このタイプも多いですよね。謝った後にも攻撃されると思っているのか、謝ることが悔しいのか、全く分かりません。

 

 言い訳は、『自分に都合の良い理由(いいわけ)』なんです。そんなこと言わないで素直に謝りましょうよ。

 

仕方がないから考えないって・・・大間違いです

 

 また謝る勇気がない人もいます。謝った後に、もっとひどく怒られた経験があったり、タイミングを逃したりと謝ることに恐怖を感じている人です。

 

 心の底から申し訳なかったと謝れば、大抵は許してくれます。しかも謝罪までのスピードが早い方が、事態が悪化するのを防いでくれます。ミスや失敗の度合いにもよりますが、命まで取られるなんて事は、ま~無いですよ。さあ心に勇気を!

 

 他にも自分に対して甘えていたり、なんとか謝らない様に画策したりと様々な理由があるでしょう。それぞれの心理なので、時と場合によっても変わってきますし、本心では別のことを思っていることもあり千差万別です。

 

 謝罪だけに限ったことじゃないですけど、相手はエスパーではないので、言葉にしないと伝わりません。謝る気があるのなら、きちんと言葉にしましょう。

 

まとめ

 

 

 まとめると、謝れないのは性格ではなく、心理であるということ。

 

 そしてプライドが高かったり、自分が正しいと思っていたり、言葉に出来ないなどの心理がはたらいています。さらに謝ったつもりになっていたり、言い訳をしてきたり、勇気が出ないなどがあることが分かります。

 

 口先だけで簡単に謝っても、心の底では悪いと思っていない人もいます。謝らないのに心では悪いと感じているのかは、究極のところ本人にしか分かりません。

 

 

 そして心は、いずれ表に現れてきます。目には見えないですが、様々な形で見える様になってくるんです。難しい課題ですが、この『心』というのは、これからの時代にとても重要になってきます。

 

何が正しいのか?人としての大切なこと・生き方を学ぶ

 

 あなたが本気で直したいと思っているのでしたら、まずは原因を見つけ出しましょう。そして何故謝れないのか、心から悪いと思っているのか、どうすれば良いのかを考えるべきです。

 

 人は考えることで成長します。素晴らしい頭脳を使わないなんてもったいないですよ。その首の上に乗っているのは、かぼちゃじゃないんですから。

 

 

高橋
すっ、すみません。

 

 

 

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