プライドが高いだけで何もない！間違っても謝らないって・・・

　いや～衝撃（しょうげき）ですよ。
プライドが高いからなんでしょうかね・・・。

　自分の間違いを謝らない（あやまらない）人。

　最近は増えてるのかな～。

謝れないオトナ

　犬の散歩をしていた時の事です。
下校途中なんでしょうね、わしの前を小学一年生か二年生くらいの女の子が歩いていました。
その女の子が道に落ちている石を足で軽く蹴った（けった）んです。

　すると突然
「コラーッ！！落としたんだから直していけ！！」

　かなりのボリュームですよ。
小さな女の子に発する声の大きさじゃないですよ。

　声の方を見るとそこの家からランニングシャツ姿のおじさんが出てきてました。
60代くらいですかね・・。
そこの家のご主人だと思われます。

　続けざまに「児童園に言うぞ！！なんで落とすんだ！！！」
って、恫喝（どうかつ）してるかの様子です。

　あまりの事に、わしはおじさんに対して

高橋

落としたのはこの子じゃないですよ。 もともと落ちていたのをちょっと蹴っただけですよ。

って、言ったんです。

　するとおじさんは、
「だって、『コン』って音がしたじゃないか！！」

“いやいやいやいや”

　石を蹴ったら『コン』って音はするだろ。
音を聞いただけで犯人扱いをするのかよって思って女の子に

高橋

あっ、良いよ帰って。 おっちゃんが直しておくから。

　その石というのが、ブロック塀などに使う【コンクリートブロック】なんですよ。
それで、そこの家は垣根というか、花壇っていうか、地面から5cmほどの高さにコンクリートブロックを積んでるんです。

　昔はきちんと施工（せこう）されたものなんでしょうけど、年月と共に取れちゃったんでしょうね。

　以前その道を通った時も落ちていた記憶があります。
見ると現在は土の上に置いてるだけです。

　“そりゃ落ちるわ”って感じです。

　女の子に声を掛けた後に、そのブロックを手でもとに戻そうと手に持ってみてビックリ。
そのブロックの重さが6kg～8kgはあろうかという重さなんですよ。
中が空洞（くうどう）になっていないので、見た目以上に重い。

　ブロックを手にもとあった場所に戻しながら

高橋

おじさん、音を聞いただけで犯人扱いして女の子がかわいそうだよ。 女の子に謝んなきゃいけ・・・

　そこで振り向いたら、なんともうおじさんはいないんですよ。
家の中に入ったのか、どっかに行ったのか分かんないですけどね。

大人の言う事を聞くからダメな人間になる本当の話し

　はあぁぁぁぁぁ！？

　わしがブロックを直すのは見てなくてもいいけど、自分が間違えたんだから謝ろうよ。
突然おじさんに怒鳴られて（どなられて）、女の子は恐怖だったと思うよ。

　だってさぁ、見てなかったんだよ。
音だけ聞いて犯人扱いしてさぁ。

　プライドだか何だか知らないけどさ、普通に謝った方が評価があがると思うけどな・・・。

プライドが高い！？ ふざけるな！

　プライド（pride）って、意味を調べると『誇り（ほこり）』『自尊心（じそんしん）』って出てくる。
ちなみにプラウド（proud）とは、『誇らしげな』『自慢する』『いばる』等々。

　でもね、違うと思うんですよね。

　前に誰かが言ってた
「プライドは傷つくけど、誇りは傷つかない。」って。
『プライド』は高かったりするんでしょ。
でも『誇り』は、高さじゃないもんね。

　誇りを調べて見ると『名誉（めいよ）』と出てきます。

　そりゃそうだよ。
『名誉』は、高さじゃないし、誰に何を言われようと傷つかないし。

　『プライド』に当てはまる日本語がないのか。
または『誇り』に対する英語がないのか、全く別のものだとわしは思う。うん。

　よく聞くのが、
『俺のプライドが許さないんだよね。』とか、
『プライドが傷つくから出来ない。』とか、

どうでもいい！！

　そんな何の役にも立たない『プライド』なんて、トイレに捨てて流してしまえ！！

　誇りを持とうぜ。

　どんな小さな事でもいい。
だって誰にも、どうする事も出来ないんだよ。

・人生で一度だけ100点とった事があるとか
・いつも元気でいるとか
・食べ物の好き嫌いがないとか
・書道初段とか

　本当になんでもいいんですよ。
『誇り』『名誉』を持って生きよう。

自分を変えたい人に必要なのは、ちょっとした勇気です。

まとめ

　ちょっと怒りが収まらなかったので、キツい口調になってしまいました。
すみません。

　オトナに限らず、男とか女とかに限らず『プライド』が高い人って本当に多い時代なんですかね。
ホントにみっともない。

　自分も気をつけないと・・・はい。

　人生において邪魔（じゃま）をするしかないプライドは今すぐ捨ててくださいね。

　そして『誇り』『名誉』を持ってください。
決して間違っても、謝らないオトナにだけには、ならないでくださいね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。