断っておきますが、決して誹謗や中傷をしているのではありません。
また愚痴や悪口を言いたいわけでもありません。
では、この記事で何を言いたいのかというと、第一に『自分への戒め』です。
きちんと確認をしなかったわしにも責任があるので、一概に大手サービス業だけが悪いわけではないという事です。
第二に『あなたへのアドバイス』です。あっ、別に上から発言ではないですよ。
「危ないから気ぃつけや~。」って事です。
きちんと確認しないと被害者になるのは、あなたなんですよ。
起の章
発端は2018年12月です。わしのお気に入りのカバンがありました。
値段はそんなに高くないのですが、思い出がいっぱい詰まった大切なカバンです。
数年使っているので、汚れも目立ってきました。
年末年始にフル活動するであろうと考え、クリーニングに出す事にしました。
カバンはキャンバス生地(帆布)と本革で出来ています。
そもそもこういった生地をクリーニング出来るのか心配だったので、カバンを手にクリーニング店へ相談に行きます。
ですが、普段お願いしているクリーニング店はお休みだったので、他のお店に行く事にしました。
敢えて名前は伏せますが、数多くの店舗展開をしている大手クリーニング店です。
初めての利用だったので多少の不安もありましたが、知名度が高いのでまあ大丈夫だろうと高をくくってました。
承の章
そういった約束を交わしてお願いする事にしました。
日にちは12月4日です。
そうしてカバンを預ける事にしました。
会計の時に一万円を支払い受付票をもらうと、そこには五千円と印字してあります。
わしはてっきりクリーニング代としての五千円ではなく、預けた五千円の印字だとばっかり思っていました。
これが大きな誤ちだったのです。
本当にしっかりと確認をする習慣を身に付けましょうね。
それから一週間たっても二週間たっても連絡は来ませんでした。
業を煮やして店舗に電話をかけると
その後も一切連絡が入る事はありませんでした。
日にちはどんどんと過ぎて、クリスマスも過ぎ、もう年の瀬です。
年末年始に営業しているはずもなく、別のカバンでやり過ごす事にしました。
転の章
年が明け2019年になりました。
営業をしているであろう1月7日に再度電話をしました。
もうこの時点で一ヶ月以上が経っているのですが、こちらが電話をしないと何も連絡がありませんから仕方ありません。
ガチャンッ、ツーツーツー
どうも会話が噛み合わないので怪しいなぁとは思ったのですが、もう暫く待ってみる事にしました。
それから待てど暮らせど電話はありません。
そして問題の1月25日がやってきます。
結の章
1月25日午後1時32分。
店舗に電話を入れます。
そうして電話を切り「本当に今日の午前中に届いたのか?」とか考えつつ、受付票と財布を手にクリーニング店へ向かました。
よく見ると漂白されたのか、まだらに色が薄くなっている。
しかも革の色がキャンバス生地に付着している。
確かにわしの確認ミスですが、はじめに掛かるカバンのクリーニング代の五千円の受付票で、預けた金額の事は何も書いてありませんでした。
バタンッ
私はカバンを受け取ると足早にクリーニング店を出ました。
もの凄く気分が悪かったですが、押し問答を続けても解決策は見つけられません。
まあわしにも非があるし、店員のおばさんと一緒にいるのが、耐えられなくて仕方がありませんでした。
まとめ
家に帰ってカバンを手に取ると、中に紙を詰めてパンパンにしていたから気づきませんでしたが、アイロンもしていませんでした。
しわしわでクリーニングに持っていく前よりも酷い状態になり、お金も合計19,904円掛かってしまいました。
もう踏んだり蹴ったりですよ。泣きたいくらいです。
高い社会勉強の授業料だなと改めて感じました。
持っていく前に画像を撮っておくとか、ICレコーダーで録音しておくとか、受付票に一筆もらっておくとか、手段は色々あったと思います。知名度が高くて大手サービス業だからといって、安心しちゃいけないなと心に刻みつけています。
簡単に信用してしまうわしも問題ですが、猜疑心で人と接するのは、どうもギスギスしてて嫌な感じですよね。でもこれからは安易に信用しないようにします。
当然あのクリーニング店には二度と行きません。
あなたも本当に気をつけてくださいね。
わざとではないとしても、どこに落とし穴があるか分からないですからね。
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