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価値

価値の判断材料としてお金の稼ぎ方が使用される

 はじめに断っておきます。この記事は『簡単なお金の稼ぎ方』や『楽してお金を稼ぐ方法』などのやり方を書いたものではありません。

 そんなやり方は存在しないと思いますが、そういった方法を求めているのでしたら、他のサイトを探してください。

 

 才能のある人や成功者は、そりゃ「お金を稼ぐのは簡単だ。」と言うでしょう。だって過去にお金を稼いだ実績があったり、理論を持っているのですから。

 ただ『その方法』が他の人にも当てはまるとは限らないのです。残念ながら・・・。わしに出来るのは、ビジネスの成功もしくは起業をするのに必要な条件を明かします、というくらいです。

 

 

 ですから『方法』を探している方は、どうぞ他所へ。ただ二束三文の情報に高額を出費しないように、気をつけてくださいね。奴らはそうやって人を騙してお金を儲けているのですから。

 

お金に価値はない

 

 

 未だに『お金に価値がある』と思っている方が多いのですが、はっきり言ってお金に価値はありません。

 「そんな事を言ったって、お店の人は一万円を一万円分の価値として商品を売ってくれるじゃないか。」と言うかもしれません。それはそうです。老若男女誰でも日本国内にいる人は、一万円札を一万円分の価値として理解しています。

 

 海外の紙幣に交換する時も同じです。交換する時期の為替レートの変動はありますが、一万円は一万円です。

 ただし日本経済が破綻した場合はどうでしょう。今までと同様に一万円を持っていってもリンゴ一つ売ってもらえなくなります。十万円出しても百万円出しても1ドルと交換する事も難しくなるかもしれません。

 海外から見た時に今の為替レートは、「日本経済は、まだ大丈夫だろう。」という目安でしかないのです。

 

 過去10年間以上使われていない休眠口座(銀行口座に眠っているお金)は、年間700億円にもなるそうです。

 この眠っているお金がもったいない、銀行口座の維持にも費用が掛かるという事で、未利用口座管理手数料を徴収する銀行もあります。そして手数料が払えない残高の口座は解約される仕組みになってしまいました。

 こんな銀行を信用しない人が増えて『タンス預金』を始めたとしましょう。そのタンス預金の数が多くなった時に『新紙幣』を発行して『旧紙幣』を使えなくするでしょう。

 そうなった時に今までの1万円札はただの紙切れです。リンゴを買う事も1ドルに交換する事も出来ないのです。

 

 

 あなたは銀行が破綻しないと言い切れますか?日本経済が破綻しないと言い切れますか?「今まで大丈夫だったから、これからも大丈夫だ。」と考えるのはあまりにも安直です。

 

 何故ならそれはただの統計学だからです。そこから出た答えは「○○%破綻しない」というものです。裏を返せば「▼▼%破綻する」と言っている様なものなんです。

 

 恐怖を与えて怯えさせようとして書いているのではありません。あくまでも価値の話しです

 

 そもそも流通していた一定の価値のものは『金(きん)』です。ただ金は持ち歩くには重く、端数が出た場合に切断したり削ったりしなければなりません。それが面倒なので『お金』という硬貨と紙幣で代用しているだけの話しなのです。

 金(きん)は世界共通で、ある程度の価値は担保されていますし、今後もさほど変化する事はないでしょう。確実ではないですけどね。

 

 昔はよくあったバスタブやベッドに紙幣をばら撒いて笑っているシーンって、映画やドラマで見かけましたよね。あとは男性雑誌の後ろの方に幸運を呼ぶブレスレットや、お財布の広告でも見かけたりしました。

 正直に子供の頃にはちょっとやってみたいと思っていた自分も確かにいます。ですがよくよく考えてみると、価値の無い紙切れに戯れているようで滑稽に思えてくるものです。不思議なものですね。

 

ある夫婦の会話

 

 

 私の知り合いで古美術商を営んでいるご夫婦がいます。そのご夫婦は目利きも上手で商売の才能もあるのでしょう。

 このご夫婦を否定するつもりは毛頭ありませんが、驚愕の収入を得ているのは事実です。良い商品を買い付けて顧客に販売をするという真っ当な商売をされています。そんなご夫婦からある事を私は学びました。

 

 ご夫婦の会話はほぼ100%と言ってもいいでしょう。『お金』と『金額』の話ししかしないのです。
「これは○十万円で売れると思う。」
「いやもうちょっと上で売れるんじゃないかな。」
「じゃあ○万円まで出しても良いか。」
「これは誰々さんが前に欲しがっていた作者さんの商品だね。」
「本当だ。これを買って帰ろう。誰々さんが買ってくれるから。」
「以前に偽物を買わされたから、このオークションで買うのはよそう。こっちのオークションの方が良いよ。」

 

 

 といった具合です。まあ商売ですから仕事以外の時にも頭を使っているのでしょう。ただ私はお金の話しばっかりだったので、気分が悪くなってしまい途中で席を外してしまいました。

 

 その時に思ったのです。

“お金に価値は無いけれど、価値を判断する材料だと。”

 

価格の違いを見抜いて賢く暮らそう

 

判断材料としてのお金

 

 

 ちょっと思い出してみてください。プロ野球選手が契約を保留するのは何故ですか?

 『自分をその程度の力だと金額で判断された』からじゃないですか。高い金額を支払ってもらっている選手が良い選手だとは限らないですが、来年に良い仕事をしそうだから球団も高い契約金を払うのでしょう。

 

 つまり“お金は価値の判断材料として扱われているのです。だからそれに見合った稼ぎ方になるのです。

 ”これは野球選手だけの話しではなく、サッカー選手でも力士でも俳優でもダンサーでも一緒です。もっと言えば建築家でもデザイナーでも同じ事なのです。

 

 

 超有名な画家の作品が何十億円で取引をされていますが、その絵画がどれくらいの価値をもたらしてくれるのかは、購入者にしか分からないのです。

 毎日働く意欲を掻き立ててくれ、支払った金額の何倍もの収益をもたらしてくれるのであれば、何十億円は安い買い物かもしれないんです。

 また生きる希望を与えてくれたり、笑顔にしてくれたり、勇気を与えてくれたのであれば、その絵画には物凄い価値があるということです。

 

稼ぎ方とは

 

 

 多くの人は自分勝手なものです。自分の働いた事の対価として給料や報酬を受け取りますが、少ないとか文句を言います。

 「給料を上げろ。」とか「もっと貰っても良いはず。」とかをすぐに口にします。しかし社長または顧客は、「君の仕事は、その程度の価値しかない。」と言っているのです。価値を感じるのは社長さんや顧客であり、お金を支払う方が決めるのです。

 

 給料や報酬に満足していないのであれば、独立をしてみればいいんじゃないですかね。

 今まで以上の報酬を受け取れるかどうかが一目瞭然ですからね。職人さんの様に一流の仕事をしていれば、必ず価値に気づいてファンになってくれるお客さんが現れますよ。

 

お金儲けのための最新科学と社会とは

 

 それが仕事であり働き方であり稼ぎ方でしょう。眼の前に出された仕事をこなして一生を終える人には、残念ながら分からないかもしれません。

 でも気づいてください。働いた価値はあなたが決めるんじゃないんです。相手が決める事なんです。

 

まとめ

 

 

 ねっ、冒頭で書かせてもらった通り『簡単な・・・』『楽して・・・』みたいな内容ではなかったでしょう。だってそんな方法があるんなら、わしの方が教えてほしいですよ。(笑)

 

 

 ただあなただけでも、考え方が変わってくれたら最高です。こんなに嬉しい事はないですよ。だってこの文章の価値はあなたが決めるんですから。あっ、別にお金を要求しているわけじゃないですからね。

 

 自分を変えたい人に必要なのは、ちょっとした勇気です。

 

 

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お互いに最高の人生を送りましょう。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 

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