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教育

免許のあり方を考えよう!なぜ無くならない危険運転の実態

 

 2017年6月6日の東名高速での痛ましい事件の初公判がありました。
日本中が怒り、悲しみに震えた危険運転の恐ろしさを再認識したはずです。

 

 しかしあれから一年半もの時間が経っても無くならない危険運転。
なぜ無くならないのかを考察していきます。

 

東名高速の事件

 

 

 まず2017年6月の東名高速の死亡事故と各メディアでは記されいますが、わしは事件だと考えています。
被疑者が高速道路の追い越し車線に停止させなければ起こらなかった事だからです。

ただTwitterなどのSNSで相手を批判するのは自分にとってマイナスになるからやめてくださいね。

 

 事件の内容は省略します。
それは再度マスコミも取り上げていますし、他のサイトを見てもらえれば済む話しだからです。

 

 また被疑者・同乗者の名前も伏せさせてもらいます。
わしの意図している事では無いからです。誹謗中傷の的にしたいわけでも血祭りにあげたいわけでもないからです。

 

 

 その様な事を望んでいるのでしたら、どうぞ読まずにブラウザを閉じてください。
ネットで検索すればいくらでも出てきます。ただなぜ批判ばかりする人が増えたのかと、考えてしまいます。
被疑者や同乗者の名前や素性を晒している人も多く、知りたい人も多いようです。悲しいかな・・・。

 

 被疑者はパーキングエリアでの停車の仕方が危険だと注意をされた事に腹を立てて高速を追いかけ回します。

 ブログやTwitterなどで被疑者の名前を書き込んだり、素性を知りたい人は被疑者の心情に非常に似ていると思います。それは一時の怒りという感情に任せて行動に出ているからです。

 

 「あいつとは違う」「あんな酷い事はしていない」「私の行動では死なない」という反論があるかもしれません。ごもっともです。一緒ではありません。
わしが言っているのは非常に似ていると言っているのです

 

 わしだって怒っていないわけじゃありません。
被疑者は二度とシャバに出してはいけない人間だと思っています。
ただわしの真意は、ここで被疑者を吊るし上げる事ではないという事だけは分かってほしいと思います。

 

法律の壁

 

 

 今回の事件で『公判前整理手続』を行い、危険運転致死傷罪が適用されない可能性があります。
何故かというと実際に被害者が事故にあった時に、被疑者の車は停車していて運転中ではなかったからです。

 

 そのため裁判官は、『監禁致死傷罪』を追加する提案をしています。
だがこれも高速道路上で監禁にあたるのかが問題になっています。

 

 

 要はどちらの法律にも当たらないと弁護士は無罪を主張してきているのです。
だったらこの一年半の間に新しい法律の作成や法改正をすれば良いじゃないかと考えます。
議員は何をやっていたんだと。法律を作るのが議員の仕事であろうと。

 

 しかしここにも問題はあります。
刑法6条には“犯罪後の法律によって刑の変更があったときは、その軽いものによる。”とあり、また憲法39条には“何人も、実行の時に適法であった行為又は既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問われない。”とあります。

 

 つまり事件後に法改正をして適用されると罪が軽くなるのです。ここに法律の壁が存在します。
確かに事件や事故が起こった後に新しい法律の成立や法改正があり、それが適用されるのでしたら不公平な世の中になってしまうでしょう。

歩きスマホは迷惑で事故を起こす危険性!対策を考える!!

 

 ただ世の中はどんどん新しくなっていっています。過去に例を見ない犯罪も増えていくでしょう。
そこに古い法律を「今回はこれが該当するかな・・・こっちではどうだろう。」なんていうのはちゃんちゃらおかしいのです。また国会も裁判も何かおかしい絶対に風化させてはいけない問題!もあります。

 

 小学校で習った『三権分立』が正しいのか、きちんと機能しているのか、改善する必要があるのかを国民全員が考えなければいけないとわしは考えます。

 ご存知の方も多いと思いますが、わしは赤点7個の落ちこぼれです。中でも社会は最低でした。
なので『三権分立』についての解説は割愛します。(笑)

 

想像力の欠如

 

 

 最近特に『想像力の欠如』が多く見受けられます。
余談ですが、多くの人が「最初に会った時はもっと恐い人のイメージでした。」と使っています。しかしこれの正しい使い方は『印象』です。印象とイメージがごっちゃになっているんです。

 

 このイメージ(想像力)の欠如は顕著に表れています。
高速道路の追い越し車線で停車していたら後ろの車から追突されるのは、火を見るよりも明らかです。無謀な運転をしていたら事故を起こすのは当然です。

 

 ほんの少しでも想像すればわかる事です。
分かる(わかる)し、判る(わかる)し、解る(わかる)のです。

 

 あなたも多かれ少なかれ思いつく事がありませんか?
ちょっと想像すれば考えついたであろう事を「やってしまった~」なんて事が・・・。

 

 ハロウィンで車を横転させるとどうなるのか。
Twitterで犯罪をアップするとどうなるのか。
ポイ捨てをするとどうなるのか。

 

 

 現代社会では情報過多で想像をする機会が減ってきました。
ましてや本を読まない、落語を聞かない、絵を鑑賞しない、仕事や家事に追われている等々。

 人生において絶対に読むべき本のご紹介

 

 想像力は誰にでも与えられた特権です。
そして筋肉と同じで鍛えなければ衰えていく一方なんです。
日常生活をより良くするためには想像力を鍛える必要があるのです。

 

免許のあり方

 

 

 今回の被疑者の様な人は、免許証を剥奪しても無駄でしょう。無免許運転をする可能性が高いのです。
国が定めた権利は持っていなくても技術はあります。
「バレなければ良いだろう。」という発想にすぐに行き着くはずです。

 

 そして不審だと思われてパトカーに追われたり、検問を避けるために逃走をします。
そして警察とのカーチェイスが始まります。道路も狭く訓練をしている警察官のドライブテクニックに勝てるわけもなく、何かに衝突します。壁や木なら良いですが、歩行者に被害が及ぶ可能性もあります。

 

 結局捕まって逃げる以前よりも罪が重くなるのです。こんな単純な想像も出来ないのです。
ですので免許を取り消しにした所で何も解決しません。
むしろ状況は酷くなっていくのです。

嘘と間違いだらけの世界で、あなたはどう生きていきますか?

 

 なので一生運転が出来ないようにしてあげないといけないでしょう。
つまり刑務所の中で一生反省する人生が相当だとわしは考えます

 

 

 罪に対して罰を強化するのは好きではありません。
さほど抑止にもならないですし、犯罪をする奴は罰が厳しくても犯罪を犯します。
なので罰を重くする事には、あまり意味がないように思います。

 

 ただ今回の事件に関しては被疑者の反省の色も見えません。
一生を掛けて被害者家族に償うべきでしょう。
それほどの事を被疑者はしたと思います。

 

 『ブラック・エンジェルズ』や『必殺・仕事人』がいれば良かったのですが、そうもいきません。
分からない人はお父さんに聞いてくださいね。(笑)

車のトラブルにはどう対処するのが正しいのか

 

まとめ

 

 

 なぜ危険運転が無くならないのかというと、一つには法律の壁があります。
過去の事例に当てはまらければ、軽くなる可能性があるという事。

 

 二つ目に当人の想像力の欠如です。
危険運転をしていたらどうなるのかを想像出来ないのです。

 三つ目には免許が無くても運転をする輩がいるという事です。

 

 

 ドライブレコーダーもほんの少しの抑止になるだけです。
事件・事故が起こってしまったら証拠になるだけで、防止をしてくれるわけではありません。
そりゃ付けないよりは付けた方が良いですよ。

 

 正しい人が注意をして亡くなられる。本当に胸が苦しくなってきます。
そして被疑者の刑罰が軽かったり、万が一にも無罪にでもなる可能性がある、こんな国だったら危険運転は無くならないでしょう。

 

 

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 日本の未来は司法にかかっているのです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 

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