どんなに危険な目にあってもやめないのですかね。
自分は関係ないと思っているのでしょうか。
歩きスマホ・ながらスマホは本当に危険で迷惑ですよ。 その対策とは・・・
『歩きスマホ』『ながらスマホ』は本当に危険です。
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教育の意味とは?最も大事なたった一つの事とは
近年『歩きスマホ』『ながらスマホ』と呼ばれている行動をよく目にします。
『歩きスマホ』の他に『ながらスマホ』には、自転車に乗りながら。
自動車を運転しながらの人もいますよね。
通話しながらも含まれますよ。
電車の乗り降りの時にもスマホの画面を見ながらという人も・・・。
本当に危険な行為なのです。
そこで『歩きスマホ』を減少させる対策を考えていこうと思います。
『歩きスマホ』は、他人に迷惑を掛ける
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何が正しいのか?人としての大切なこと・生き方を学ぶ
ちょこちょこと画面から顔をあげて、大丈夫そうだと感じるとまた画面に向かいます。
自分でも警戒心があるので、歩みはのろいです。
狭い道で目の前でやられるとなかなか追い越せなかったり、また曲がり角ではぶつかりそうになる時も。
本当に迷惑ですよね。
本人はスマートフォンの画面に夢中ですので、罪の意識がないんじゃないでしょうか。
子供の頃から「他人に迷惑を掛けちゃダメだよ。」と教わってきたと思うんですがね~。
迷惑を掛けているという自覚がないんですかね。
まさか、自分さえ良ければ良いなんて考えてるわけじゃないですよね。
その『歩きスマホ』『ながらスマホ』他人に迷惑を掛けてますよ!!
東京消防庁の発表
東京消防庁の発表によりますと、平成24年から平成28年(平成28年は暫定値です。)までの過去5年間で、『歩きスマホ』『ながらスマホ』『自転車に乗りながら』などのスマホ等に係る事故により、少なくとも193人が救急搬送されました。
平成28年は50人が救急搬送されており、過去5年間で最も多くなっているのです。
しかもこれは救急搬送の人数ですから、軽い怪我や搬送されていない人を含めますと何倍にもなるかと考えられます。あくまでも氷山の一角ですね。
年齢ごとに分けてみると40歳代の人が40人と最も多く、20歳代から40歳代の方が半数以上にもなっています。
こちらは、救急搬送された方々の初診時程度状況です。
軽症の方が150人で全体のおよそ78%ですが、入院を要する中等症(ちゅうとうしょう)、および重症(じゅうしょう)、重篤(じゅうとく)の方が約22%もいた事が分かります。
引用元:東京消防庁
『歩きスマホ』がどれだけ危険なのか
ここで『歩きスマホ』『ながらスマホ』がどれだけ危険なのかを書いていこうと思います。
【平成28年2月 34歳 男性】
携帯電話を使用しながら歩行中に柱にぶつかり右目を負傷(ふしょう)。
【平成28年9月 68歳 男性】
スマートフォンを操作(そうさ)しながら歩行中、歩道に張られたチェーンに気づかずに足をとられて転倒(てんとう)。右膝(みぎひざ)を骨折(こっせつ)。
【平成28年9月 21歳 男性】
携帯電話を操作(そうさ)しながら自転車で走行中、前方停車中の乗用車に追突し重症(じゅうしょう)を負いました。
【平成25年 東京都内】
『歩きスマホ』をしている所、スマートフォンをひったくる事件が相次ぎ少なくても7日間で12件発生しました。
ここまでは、ほんの数例ですが『歩きスマホ』をしている人が被害者になるケースです。
【平成25年 10代 女性】
夜、無灯火(むとうか)のうえ携帯電話を見ながら自転車に乗り、50代の女性に背後から衝突(しょうとつ)しました。被害者側は転倒し歩行困難になったため、職を失いました。この10代の女性には5000万円の賠償命令が出されました。
こちらは『ながらスマホ』をして加害者になる事例です。
この様に取り返しのつかない事になるのです。これで『歩きスマホ』『ながらスマホ』がどれだけ危険なのかお分かり頂けたでしょうか。
携帯会社大手が出した『歩きスマホ』防止アプリ
警察や消防、または駅構内(えきこうない)や街中で『歩きスマホ』をやめましょうと注意喚起しています。そんな中、携帯電話会社が『歩きスマホ』防止アプリを出しました。
ドコモ
【歩きスマホ防止機能】
スマートフォンを見ながら歩行中であると検知した時に警告画面が出ます。
ソフトバンク
【STOP歩きスマホ】
スマートフォンの画面を見ながら歩行をすると、歩行中であることを検知し警告画面を表示します。
au
【歩きスマホ注意アプリ】
スマートフォンの画面を見ながら歩くと、歩行中であることを検知し、立ち止まるまで警告画面を表示し続けます。
とても良い傾向(けいこう)だとは思いますが、『歩きスマホ』をする人がこのアプリをダウンロードしますかね?機械任せにするんですかね?きちんと守れる人は、ダウンロードをしませんもんね。
考えどころです。
対策として
先日、街を歩いていると近所のご年配の女性の方が、向かいからきた『歩きスマホ』の若い男性に対して「わあ、びっくりした。よく前を見ないで歩けるわねぇ~。怖いのにね~。平気なのね~。」と、言っていました。
言われた男性はそそくさとスマホをしまい、無言で立ち去りました。年配の女性と彼の距離は5mほどはあったと思います。
早めに声を掛けた事。注意や怒った様子ではなく、『坊や偉いわね~』といった感じの諭し方(さとしかた)でした。
わしは感激しました。なんと素晴らしい対応なのだろうと・・・。
この年配の女性の様に言われたら返す言葉がないですもんね。
あっぱれです。
一人一人の心持ちで変われるんですよ。いきなり注意したり、怒鳴っても改善されないですよ。
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『迷惑をかけない生き方』という教えは本当に正しいのか
わしもこの女性を真似ていきたいと思います。
「ああ、みっともない。」
「いい大人なのに~。」
ああっ、ダメだ。逆ギレされてしまいそうだ。
何事も練習しないといけませんね。
頑張ろう。
まとめ
長々と何故『歩きスマホ』『ながらスマホ』がいけないのか。どれほど危険なのか書いてきました。
メールやLINEをチェックしたい、すぐに返信したい気持ちは分かります。ゲームをしたい、YouTubeを見たい、分かります。電話がかかってきた、分かります。
しかし、歩きながらじゃなくても出来ますよね。
一度立ち止まって、他の歩行者の邪魔にならない端の方によってください。
道路の真ん中や駅のホームの真ん中じゃダメですよ。
そこでゆっくりやればいいじゃないですか。家に早く帰ってやればいいじゃないですか。
『歩きスマホ』『ながらスマホ』はとにかく迷惑で危険です。
事故にあってからでは遅いですよ。ホントに!!!
・・・これを見ながら歩いてないですよね?
それは絶対にやめてくださいね。
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