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日常生活

SNSなどインターネットマナーの常識とポイント七箇条

 今では当たり前になっているインターネット利用ですが、あなたはきちんとマナーを守っていますか?日常生活と同様に、ネットの世界にもルール・モラルが存在しています。

 

 ネットマナーの常識やポイントの他にも『ネチケット』や『ネットリテラシー』についても解説していきます。

 

 

 どこかの架空の話しではありません。ネットの世界も現実なんです。正しい知識を得て、上手に利用するようにしていきましょう。

 

ネットマナーとは

 

男性が持っているタブレットから浮き出る世界地図

 

 もう読んで字の如くですよね。『ネット』に於ける『マナー』のことです。『ネチケット』や略されて『ネチケ』と呼ばれることもあります。

 

 正直ネチケットっていう言葉を、わしは知らなかったんですよ。恥ずかしながら・・・。Wikipediaによると

 

 ネットワーク(network)とエチケット(etiquette) を組み合わせたかばん語

引用元:Wikipedia

 

と出てきます。へ~~っと、感心してしまいました。

 

 エチケットもマナーも、どちらも訳すと『礼儀作法』という意味合いです。しかしニュアンスがちょっと違う気がしますよね。

 

 明確な違いがあるわけではないんですが、どちらかというと『エチケット』は、相手を不快にさせないとか、気配りや心配りをするといった感覚です。

 

 それに対して『マナー』は、人だけに限らず広範囲にわたっての、行動や態度に使われている印象です。

 

社会人としてのマナーのススメ!ここだけの話

 

 なので『ネチケット』でも『ネットマナー』でも構わないんじゃないですかね。要は守れるかどうかが問題であって、呼び方は重要ではないんですよ。

 

 シェークスピアの代表作『ロミオとジュリエット』で、ジュリエットも言っています。

 

 

ジュリエット

名前ってなに?薔薇と呼んでいる花を、別の名前にしてみても美しい香りはそのまま

 

ネットリテラシーとは

 

キューブを構築している三人の技能

 

 よく耳にする言葉で『ネットリテラシー』というものがあります。これはインターネットリテラシー(Internet literacy)を略した言葉です。

 

 前述のネットマナーやネチケットと同様に使われることもありますが、これには大きな違いがあります。

 

 リテラシー(literacy)とは、『読み書きの能力』のことです。『識字』や『識字率』と同義語です。それが転じて『(特定の分野に対する)技能・知識・能力』を指しています。

 

 つまり『ネットリテラシー』は、インターネット利用に対しての知識や情報を正しく理解していて、適切に運用できる能力ということです。

 

 

 『ネットマナー』と『ネットリテラシー』は、車の両輪の様なもので、どちらが欠けても走ることが出来ないのと同様です。

 

 知識や情報を得ていない人は、無意識に他人を傷つけたりしまいがちですし、自分のセキュリティーが甘かったりします。また『ネットマナー』が出来ていない人は、『ネットリテラシー』が低いとも言えます。

 

 全く別の意味合いなんですが、相互関係があるんです。ネットマナーの常識として、ネットリテラシーが必要だということです。

 

ネットマナーのポイント七箇条

 

どのSNSにしようか悩んでいる後ろ姿

 

 FacebookやTwitterを代表とするSNS以外にも、様々な目的や情報のやり取りとして、インターネットは非常に便利で、これからもっと利用者も増えるでしょう。

 

 新たな出会いやコミュニケーションにも利用されます。しかし軽い気持ちでやってしまった事で、トラブルに巻き込まれたり、犯罪につながる危険があるんです。

 

 後悔してしまう前に、ネットマナーのポイントをしっかりと身につけてくださいね。

 

第一条 実生活と同じであると認識する

 

 インターネットの世界ですが、私達の実生活と同じだと認識してください。

 スマホやパソコンに向かっていると、ついつい忘れがちになってしまいますが、相手がいることなんです。あなたと同じ人間なんです。上も下も無く、尊重することを忘れてはいけません。

 

 誹謗中傷をしたり、嘘の情報を流したりするのはやめましょう。面と向かって言えない事は、書き込まないというのが重要です。

 

 

 会ったこともないとか、匿名だからバレないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。最近では追跡・捜査されて発覚する事案が多数あります。今後は、もっと精度が上がっていくでしょう。悪事はバレるのです。

 

 また企業などブランドイメージを損ねたと判断された場合は、名誉毀損で賠償責任問題に発展したりもします。あなただけではなく、家族や友人たちにも被害が及ぶ可能性もあるのです。

 

 ネット世界も実生活と同じなんです。これを肝に銘じてくださいね。

 

第二条 世界中に広まることを認識する

 

 『バカッター』と呼ばれる、Twitterに違法行為などの画像や動画を投稿して、多額の賠償請求をされたり、逮捕をされたりした人がいたのは覚えているでしょう。自分の将来を棒に振るだけでなく、親族にも多大な悪影響を与えてしまいます。

 

 いたずらや悪ふざけだと軽く考えてはいけません。ちょっとした事でも、もの凄いスピードで拡散されて、世界中に広まってしまいます。また一度拡散された情報は、デジタルタトゥーとして残ってしまい、削除するのは非常に困難です。

 

 Twitterの画像や動画、誰かの悪口や誹謗中傷だけではありません。他の人のサイトに対する口コミやコメントも同様です。後述する個人情報もそうですが、最近特に問題視されているのが、リベンジポルノです。

 

何が正しいのか?人としての大切なこと・生き方を学ぶ

 

 交際相手や配偶者などとの性的な画像や動画がネットで拡散されるのが、リベンジポルノです。また相手を信じて、そういったファイルを送信するのも危険です。知らないうちにアップロードされて、世界中に拡散される可能性があるのです。

 

 あなたのスマホやパソコンは、良い意味でも悪い意味でも、世界と繋がっていることを認識してくださいね。

 

第三条 自分がやられて嫌な事は配信しない

 

 他人の悪口を書き込んだり、根拠の無い事で相手を傷つける行為は絶対にしてはいけません。つまり『誹謗中傷をするな!』ということです。たとえ事実であったとしても、罵ったり、口汚い言葉を吐いたり、貶(けな)したりしてはいけません。

 

 また他人の個人情報やプライバシー情報を記載するなどは、絶対にやらないでください。SNSなどに写真を投稿する時も、必ず相手に確認をして、許可をもらってからでなければアップしてはいけないのです。

 

 

 写真からは様々な情報が読み取れるのです。マンホールの種類や自動販売機の番号、さらには瞳に写った景色から自宅が判明してしまう事もあります。

 また最近のスマホでは、位置情報が記録されてしまいます。あらかじめ位置情報であるGPS機能を、OFFにしておくのが良いでしょう。

 

 LINEやメールなどのメッセージは、送る時間や頻度を考えて行いましょう。深夜や早朝などは迷惑になる場合が多いでしょう。あなたにとって都合の良い時間が、相手にとっても都合が良いとは限らないのです。

 

 相手の顔が見えなかったり、直接会った事がなかったりするかもしれないですが、向こう側には『人』がいるんです。他人の事を考えて、自分がやられたら嫌な事は配信しないことです。

 

第四条 著作権・肖像権に注意する

 

 ネット上にあがっているものには、著作権や肖像権が存在します。画像や動画、音楽や文章などには、著作者という作った人がいて、著作権という権利があるんです。

 

 それらを利用したい時には、著作者へ使用の許可を得る必要があります。これを侵害すると法的に裁かれて、損害賠償請求や懲役など処罰を受けてしまうことになります。

 

 肖像権は、有名人に限ったことではなく、一般人にも当てはまります。断りもなく無断で写真を撮られたり、過去の写真を他人の目に勝手にさらされるのを防ぐ権利です。

 

 こちらも肖像権侵害と判断された場合には、民事上の責任が発生してしまいます。軽い気持ちでやった事が、後々思わぬトラブルになることもあるので注意が必要です。

 

 また映画や音楽、電子書籍などを違法にアップロードやダウンロードするのは犯罪です。絶対にしないでくださいね。

 

本当に優しい・強い心を持った人になるためには

 

第五条 個人情報の取り扱いに注意する

 

 偽サイトに誘導してクレジットカードの情報が盗まれる事件が多発しています。それ以外にも名前・電話番号・住所・メールアドレス・アカウントID・パスワード等々は、安易に書き込んだりしないようにしてください。

 

 URLの部分が『http』ではなく『https』になっているや、鍵のマーク(画像参照)はもちろんですが、ドメイン名を確認するようにしましょう。『n』が『m』になっていたり、順番をちょっと変えていたりと、詐欺の手口は巧妙になってきています。

 

GoogleのURLと鍵マーク

 

 不正利用されたり、商品を購入されたり、自宅が判明したり、高額請求されたりと、甚大な被害が予想されます。本物のサイト・安全なサイトだと確認できるまで、個人情報の入力はしないでください。

 

 また友人のサイトやページであったとしても、個人情報は記載しないでください。世界中の誰にでも見られてしまう可能性がありますから。

 

 あなた自身も家族や友人の個人情報も取り扱いには、充分注意してくださいね。

 

第六条 セキュリティーソフトを導入する

 

 インターネットを安全・安心に利用するには、セキュリティーソフトの導入は必須です。セキュリティーソフトがあれば100%安全だというわけではありませんが、個人では限界があります。

 

 

 コンピューターウイルスやフィッシング詐欺などの被害も数多く報告されています。そういった被害を最小限に抑えるためには、セキュリティーソフトが有効です。

 

 おすすめは検出率No.1・PC軽快さNo.1のウイルス対策ソフト『ESET』です。機械学習機能を用いて解析して、自動判定をしてくれます。

 またウイルス検出率がNo.1で、ウイルス検知率テストで最高評価である『ADVANCED+』を業界最多受賞しているんですよ。さらに動作が軽快で、顧客満足度調査 2020-2021で、1位を獲得しています。

 

 コンピューターウイルスやフィッシング詐欺、なりすましを防ぐためにもセキュリティーソフトの導入を必ずするようにしてください。まだでしたらこの機会に検討するのも良いでしょう。

 

 

第七条 送信前にもう一度確認する

 

 あなた自身のTwitterやFacebook、友人へのコメント、LINEやメール等々、送信する前に『もう一度』確認するようにしましょう。

 宛先は正しいのか、誰かを傷つける文章ではないか、世界中の人が見ても不快にならないか、アップしても問題ない画像や動画なのか、正しいサイトなのか、個人情報は書き込んでいないかなどなど。

 

 繰り返しになりますが、一度投稿や送信をしてしまうと全てを削除するのは、非常に困難です。一流のテーラー・仕立て屋さんは、採寸や裁断を最低三回は確認するそうです。一度切ってしまった布は戻らないですからね。

 

クレームをつけると何も出来ない人間になる!?

 

 感情に任せて書き込んでいませんか?頭を冷やす事も重要です。

 インターネットはあくまでも道具です。その道具を『どう使うか』が判断されるのです。バットも包丁も間違った使い方をしたら、傷つける道具になってしまいます。

 

 あなたの言葉が凶器にならない様に、もう一度確認してくださいね。

 

まとめ

 

男性が正面に指を指している

 

 インターネットは非常に便利で、今後ますます発展していくでしょう。ただ使い方を間違えると、とんでもない被害や損害を受けてしまいます。

 

 『SNSなどインターネットマナーの常識とポイント七箇条』について書かせていただきました。

 

 

・ネットマナーでも、ネチケットでも、ネチケでも呼び方は構いません。
・ネットマナーとネットリテラシーは両輪である。
・ネットマナーは実生活と一緒。
・良くも悪くも世界中の人と繋がっている。
・自分がやられて嫌な事は投稿しない。
・著作権や肖像権に注意する。
・個人情報の取り扱いに注意する。
・セキュリティーソフトを導入する。
・送信まえにもう一度確認する。

 

 知識を増やしてネットリテラシーを高く、ネットマナーをしっかり守って、快適な生活を送ってくださいね。

 

 

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