世間で話題になっている『子供用ハーネス』『赤ちゃんハーネス』『迷子紐』『幼児用リード』などと、様々な呼び方をされてる商品。
この赤ちゃん用ハーネスは、報道番組でも取り上げられて、ネットでも議論されています。
そこで今回は、赤ちゃん用ハーネスを掘り下げていこうと思います。
話題になっている理由
なぜ今こんなにも話題になっているのか・・・それは、文句を言う人が増えたからじゃないかな~と個人的には思います。
だって中世ヨーロッパから使われていたみたいですよ。貴族の肖像画にも登場しているんだとさ。
その当時からも批判の声が上がって、廃れて、また流行っての繰り返しだったと思います。
わしが30年ほど前にアメリカのユニバーサルスタジオに行った時には、普通に赤ちゃん用ハーネスが使われていましたよ。その時に初めて目にしたけど、日本では見たことがなかったな~。
いつ日本に入ってきたんでしょうね。それでも10年以上前でしょ、たぶん。それが今話題になっているって所が問題だよね。
だってさ、流行ってきたから目につく回数も多くなって、話題になっているのかと思ったら、そうじゃないでしょ。
赤ちゃん用ハーネスを我が子に付けたまま、疲れたからベンチに座っているお母さんに
自分の子供をペットか何かと勘違いしているんですか?
と、直接声を掛けてくる中年男性。
また赤ちゃん用ハーネスを付けた画像をSNSに上げたら
虐待してるの?
恥ずかしくないですか?
って、勝手に文句を書き込む人が増えたからでしょう。
-
SNSなどインターネットマナーの常識とポイント七箇条
これが話題になっている原因だと思います。恥ずかしいのはどっちなんでしょう。
お母さんは大変
子育ての大変さなんて、わしには想像もつきません。どんだけ大変なのかは、経験をしていないので、計り知れません。ただただ想像以上だろうなぁと思います。
さらにお母さん一人で、お子さんを連れて出かけなければならない時は、神経を使いますし、苦労は絶えないでしょう。
自分の事なんて二の次三の次で、突然飛び出さないか、迷惑を掛けないか、駄々をこねないか、怪我をしないか本当に大変だと思います。
突然泣き出して泣き止まなかったり、気温の変化で洋服の脱ぎ着をさせたり、脱水症状にならない様に水分補給も気にしなければいけません。またトイレの問題もあります。本当に気が抜けないでしょう。
しかも二歳児と三歳児の二人を連れていたり、双子ちゃんだったり、三つ子ちゃんだったりしたら
うわぁーーーーーーーーー
ってなるでしょうね。本当に凄いことをやっているな~と感心しちゃいます。
-
暴力で解決しようとするのは親の躾(しつけ)が問題なのか
世のお母さんがた「あんたは偉い!」(小松政夫さん風)
反対をして文句を言う人へ
こんなに頑張っているお母さんに、文句を言うなよな~。
そりゃペットの様に見えるかもしれない。気分の良いものじゃないかもしれない。けど、『自分の勝手な価値観を押し付けるなよ!』
別に傷つけられたわけじゃない。実害があったわけじゃない。ただの気持ちを言葉という凶器で、ねじ伏せようとしたり、相手の心を傷つけるんじゃない。
だってそれは正義でもなんでもないんですよ。自分が思ったことを、相手に強制しているだけなんだから。
そもそも文句を言う人は、子育てをしたことがあるんですかね。
自分一人で子供二人を連れて、電車やバスに乗って、役所に行って、ショッピングモールへ買い物に行って、スーパーに行って夕飯の用意を買って帰る。
おそらく出来ないか、子供に対して怒鳴るなどの散々な結果になるでしょうね。だって興味があるものには歩き出しますし、買い物袋を持っていたら二人と手を繋ぐのも困難になるからです。
しかも一日や二日の体験じゃないですよ。お母さん達は、ほぼ毎日これをやっています。さらにシングルの人は仕事も加わります。
掃除、洗濯、料理、お風呂と、子供を目にかけながら、やらなければいけない事は山程あります。それを毎日です。シングルファーザーの人も本当に大変だと思います。
赤ちゃん用ハーネスに反対の人は、同様のことが出来ますか?
-
自分がおかしいと感じていない人のなんと多いことか
文句を言われる筋合いは、全くないと思いますけどね。
TPOと人によりけり
例えば交通量の多い道路のそばや駐車場なんてのは、本当に危険がいっぱいです。お母さんの手を振りほどいて走り出してしまうかもしれません。
またアクセルとブレーキの踏み間違いや、ハンドル操作のミスをする人もいるでしょう。何が起こるか本当に分かりません。
こういった場所では、赤ちゃん用のハーネスがあると不安が少し解消されるでしょうね。
さらに人混みの場所では、迷惑をかけたり、怪我につながったりするので、使った方が良いかもしれません。
反対に公園や川沿い、草原や土手なんかの広々している場所では、使わない方が良いんじゃないかな。子供が元気に走っている姿は、微笑ましいですし、こっちも元気をもらえます。
要は、TPOなんじゃないかと思うんですよ。
-
日本人のマナーは低下したのか?守らない人や悪い人が増えたのか?
赤ちゃん用のハーネスは、使いたい人が使う。使う時間・場所・場面をきちんとわきまえる。使いたくない人は、使わない。それだけじゃなかな~。
だって使わない人が使っている人に「使うな!」って、明らかにおかしいでしょ。
かつらじゃない人が、かつらの人に「かつらを使うな!」って・・・いやいやいやいや、おかしいって。こっちの事情を知らないくせにって思うよね。
えっ例えがずれてる?
すみません。
まとめ
赤ちゃん用ハーネスについて賛否両論あると思いますが・・・人それぞれなんだよ。文句を言ったり、押し付けたりするなよな~。
感情に任せて行動すると、人は大抵間違うものです。
SNSの書き込みもそうだし、街なかのケンカ、お店に対してのクレーム、あおり運転などなど。感情のままに行動して、残念な結果に向かっていく。
大変なお母さんに、もっと寛容になろうよ。だって私達は全員、例外なくお母さんから産まれているんだからさ。
-
生きづらい世の中になったものだと馬鹿は馬鹿なりに思うのであった
わしが一つだけ懸念しているのは、ハーネスを付けているからってスマホ見たり、ママ友とのおしゃべりが盛り上がるのは、やめてほしいな。
子供にとって母親からの愛情が最も大切なんですよ。安心・安全のためのハーネスが原因で愛情が薄くなるのは、本末転倒ですからね。
ハーネスを使って外出した時は、帰宅後にぎゅうっと抱きしめてあげてくださいね。
愛だろ、愛!!
あっ古い。
またまた、すみません。
無料版のおすすめ
一人でも多くの人に読んでもらいたいので、BCCKSさんで無料公開しました。
Dataとして手元には残らないですが、上記のリンクから無料で読むことが出来ます。
『本をよむ』をクリックすると、新たなブラウザが立ち上がります。
『無料でよむ』をクリックすると、その場所に表示されます。
右に出るカーソルを押すと、次のページに進みます。
何卒よろしくお願い致します。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。