私たち人間や動物、植物はなぜこの地球にいるのか?
と、なんだか哲学っぽい話しになりますが、ちょっと変わった見かたをしたいと思います。
自然は上手く出来ている
リスなどの小動物は、木の実を見つけると頬袋(ほほぶくろ)いっぱいに溜めます(ためます)。
そして非常食用に、こそこそと隠し場所を探します。
『この木の根元あたりがいいか』『あっちの方が安全か』『もう少し遠くまで行こうか』と。
そりゃ必死ですよ。
生きるためですもの。
せっかく自分が見つけたものを、誰かに盗られたくないですからね。
そうしてやっとの思いで隠し場所を決めて、集めた木の実を隠します。
もう一安心。
食糧難(しょくりょうなん)になっても大丈夫です。
今年の冬も越せそうだ。
ですが、隠した場所を忘れてしまいます。
ざんね~ん。
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教育の意味とは?最も大事なたった一つの事とは
でも、それが森の成長に繋がります。
リスが隠した木の実は、雨が降り数日経つと芽が出ます。
リスの思いなど露知らず(つゆしらず)ぐんぐん成長していきます。
ちなみにリスの行動範囲はおよそ2kmです。
動けない木々にとって、小動物はありがたい存在なのです。
また鳥たちは、果実(かじつ)や果物(くだもの)を食します。
それがフンとなって土の上に落ちます。
それもまた数年から数十年かけて新しい木へと成長するのです。
人間の脅威
海の世界もそうですし、昆虫たちもそうです。
自然は上手いこと出来ているのです。
弱肉強食を映像で見せられると、もの凄く可愛そうに思いますよね。
でもそれが自然なんです。
みな共存共栄をしています。
こうやって、ありとあらゆる動植物は上手いことやっているんです。
しかし人間はどうでしょう。
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何が正しいのか?人としての大切なこと・生き方を学ぶ
自分たちが便利な生活するために、土をなくし、木を伐採し、大気汚染までもしています。
別に原始人の様な生活に戻れと言っているわけではありません。
快適に生活する知恵だと思います。
ただ必要以上にやり過ぎるのはどうかという事です。
物は無くならない!?
生物も含めて物質というものは、無くなりません。
何を突然、頭がおかしくなったのかと、思うでしょうけど事実です。
形を変え、性質を変えますが、無くなる事はないのです。
例えば、木の枝があるとします。
燃やすとどうなりますか?
そうです。
灰になります。
木に含まれている成分は二酸化炭素として外へ放出され、燃え残ったものが『炭(すみ)』になります。
この『炭』をもっと燃やすと、一酸化炭素を出して残ったのが灰です。
出ていく気体にはもっと色々なものが混じっていますが、ここでは割愛します。
この灰は低温燃焼では、それ以上燃やせません。
高温でしたら全て気体となって、跡形もなくなるでしょう。
しかし『性質』が変わっただけです。
無くなったわけではないでしょう。
地球の絶対数
何が言いたいかというと、地球上の絶対数は変わらないんじゃないかという事です。
正確には宇宙ですけどね。『地球は閉ざされた箱』ではないからです。
宇宙の絶対数というと、話しが大きくなりすぎてわしが混乱をしてしまうので、『地球』とさせて頂きます。(笑)
あくまでもわしの持論ですよ。
絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)が多くなったのは、人間が増えたせいではないかと。
もちろん反論もあるかと思います。
ですが、木が伐採され、森が無くなり、人が増え、食べ物を確保するために家畜が増え、そうしたら他の動植物は少なくなるとは考えられないでしょうか。
今後はもっと多くの動植物が無くなっていくでしょう。
だって絶対数は変わらないから・・・。
ある学者さんの話しによれば、日本の国土と森林の割合、海の生物、陸の動植物等々を計算に入れた場合。
日本人の適正人数は、4000万人だそうです。
まとめ
衝撃的な最後だったと思います。
わしも最初は耳を疑いましたが、そうかもしれないと思うようになりました。
『絶滅危惧種を守ろう』というスローガンがあります。
全く反対はしません。むしろ大賛成です。
しかし現状でどうやって、と疑問がわきます。
今月の給料がこれだけだと知っていて、高い家賃の所に住み続ける人はいないですよね。
家賃が圧迫していて、食費もごくわずか。
喉が渇いた(かわいた)のにジュースの一本も買えないなんて・・・。
生き物の生態から今回は何かを考えるきっかけになってもらえれば幸いです。
今すぐにどうこう出来る事ではないでしょう。
でも考える事は出来るはずです。
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