初めての人を見た目で判断していませんか?人を見た目で判断しちゃいけないな~と改めて認識した謎。
外見で判断するのは良くない事ですが、どうしても目がいってしまうものです。
『ちょっと近くのコンビニまでだから大丈夫』と思っている人、多くないですか。
外見の事について少し書かせてもらいます。
寝癖(ねぐせ)
先日の事です。
年齢は20代前半ぐらいのスラッと背の高い青年でした。
わしは犬の散歩をしていたので、通り過ぎる事はなく、その場で犬がクンクンしているのを待っていました。
向こうから歩いてくる青年は、見るからにおしゃれでモテそうでした。
“イケメン”って感じですかね・・・。
洋服のセンスも良く、細部にまで気を使っているのが分かります。
髪型も短いながらにワックスをつけていて、『もしかしてデートかな~』なんて、おじさんまでウキウキです。
わしの横を通り過ぎる時には、ほのかに甘い香りがして『へ~香水かコロンをつけてるんだ!!』とちょっと驚きました。
まぁわしは、あの合成の匂いがあまり好きではないので使いません。
が、香りにまで気を使うとは、感心させられたのを覚えています。
ですが通り過ぎる瞬間、目に入ってしまったのです。
『寝癖が』
後頭部にはパッカリと割れた様に分け目が入っていて、側頭部(そくとうぶ)の方は、明後日の方向に髪が向いています。
明らかに無造作ヘアーではないでしょう。
言うべきか言わざるべきか悩んでいる間に歩き去ってしまったのです。
洗面台で髪型を整えて、部屋を出る時も正面からしか見てないのでしょうね。
非常に残念な気持ちになりました。
この場を借りて、『ごめんね。注意できなくて。』
出会って3秒
会社の商談や、お客様へのお宅に訪問など、社会人にとって初めての人と会う機会って、本当に多いですよね。
そんな時に気をつけたいのが、『出会って3秒』です。
どういう事かと言うと外見はもちろん、初めての人を見て出会って3秒で、人はその人の8割を決定するんです。
相手の表情、しぐさ、態度、もちろん洋服も。
これらの条件を見て『あ~この人は、こういう人だな~。』って、しかも無意識にです。
この3秒で相手がどういう人であるか、今までの経験上で判断します。
ってことは、こちらも3秒で判断されているんですよ。
怖いですね・・・。
わずか3秒ですよ。
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あなたは現在の正確な時間を教えてもらいたいですか?
その後、会話を続ける中である程度の修正はされるみたいですけどね。
大事なのは“出会って3秒”です。
肝に命じておきましょうね。
ママさんは凄い
若くして一等地にお店を構えて、そこの“ママさん”になる人は相当凄い人ですよね。
人心掌握術(じんしんしょうあくじゅつ)とでも言うんですかね。
人の心を読んだり、感情を動かされたり、またこのお店に来たくなるような術を知っています。
時には一流企業の社長さん、またある時には政治家さん、芸能人やスポーツ選手、ありとあらゆる人が“ママさん”の虜(とりこ)になっていきます。
そんな“ママさん”のマル秘ですが、お客様のこういう所に注意しているんです。
一、カバン
二、時計
三、靴
です。
スーツやメガネ、お財布かと思いきや、“ママさん”の目にする所は、カバン、時計、靴だそうです。
まずはカバンです。
これは『仕事など使う重要な物』が入っているので、一番のアイテムだそうです。
『カバン=お金』を意味しているんだとか。
確かに安っぽいカバンを持っている人は、失礼ですけど出世しなさそうですもんね。
(↑すみませんね。わしも安いカバンしか持ってないです。)
次に時計。
もちろん腕時計です。
このご時世、時間は携帯電話かスマートフォンで見れるんですよ。
しかもそっちの方が正確な時間だったりして・・・。
この腕時計にお金を掛ける人は、生活が豊かである証拠だそうです。
最後に靴ですね。
これは雨の日などに要注意らしいです。
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社会人としてのマナーのススメ!ここだけの話
靴底がつるつる滑る(すべる)靴は“高級な靴”なんですって。
こういった滑りやすい靴を履いたお客様には、肩を貸したりしてスキンシップをはかる。
何とも巧妙なテクニックです。
さすが“一流のママさん”です。
わしはどれも安いものなので、相手にされないでしょうけどね。
スーツのズボンの裾(すそ)
ビジネスマンの鎧(よろい)といえば“スーツ”です。
『給料も安いので高いのは買えない。でもきちんとしていたい。』
そんな声が聞こえて来そうですが・・・。
一流のママさんのお店には行けないけど、それなりの装いはしないとね~。
出会って3秒も大切ですよ。
洋服の持っている力は結構凄いんですよ。
その服を選んで着ているという事は、あなたの教養、才能、信用、育ちが反映されるものなんです。
そんな中、スーツの裾(すそ)は、シングルですか?ダブルですか?
折り返しているかどうかを聞きたかったのです。
元々スーツの裾はシングルです(折り返さないタイプ)。
ですが、イギリスの紳士たちは、舗装(ほそう)されていない道路や、雨の中で泥が跳ね返って汚れるを避ける為に、折り返したんです。
それを見ていた人たちは『イギリス紳士が折り返しているんだからおしゃれなんだ』と勘違い。
それが世界各国へと広まっていきました。
ところがです。
当のイギリス国内では、『裾を折り返す奴は下品な奴』と見られていました。
何故かというと、当時のイギリス紳士たちは、ズボンの裾を折り返すのも召使いにやらせていたためです。
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挨拶をするとこう変わる。出来ない人はもったいない
「ズボンの裾を折り返すのも召使いにやらせるなんて、なんて下品な人だ。」と。
どうですか?
あなたのスーツのズボンは折り返していますか?
まとめ
人を外見で判断するのは良くない事ですが、外見で随分と判断される材料があるのは分かっておきたい事ですね。
誰がどこで見ているか分かりませんからね。
もしかしたら明日が、その日かも・・・。
最後に『人の振り見て我が振り直せ』です。
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