こちらが話をしている最中なのに、自分が話し始める人っていますよね。
本当に聞いているんでしょうか?
また心のこもっていない空返事(からへんじ)をする人。そんな人達から学んでみましょう。
日本語は最後まで聞かないと分からない
日本語とは不思議な言語です。
何故か?
それは最後まで聞かないと疑問(ぎもん)なのか肯定(こうてい)なのか否定(ひてい)なのか分からないという事です。世界的にみても稀な(まれな)言語だと言えるでしょう。
英語を始めとする多くの言語は、本人の意思を早い段階で伝えます。
私は出来ない(I can't)
しなさい!(You do)
などの様にです。
当然聞いている人は、『え?出来ないの?』『やんなきゃダメか・・・。』とその後に続く言葉を聞きながら頭の中でこんな反応をしていますよね。
ところが日本語で、ある母親が子供に対して
の段階で、『なんか嫌な事を言われるのかな。』とか『頼み事をお願いされるのかな。』と頭のなかで考えて次の言葉を待ちます。
『やった~。テレビ観れる。』とか『何して遊ぼうかな。』と嬉しい感情などに変わったりします。
ついつい口が『いいよ。』になろうとしたりして。
『えええ~~!? やっぱりそういうことか。』
「は~い。(弱々しく)」
なんて事もしばしばありますよね。
感情が凄く活発に動いて、結局最後まで聞かないと分からないんです。なのに何故最後まで聞かない人が多いのでしょうか。
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『了解しました』はビジネスマナーの敬語で使える!?
何故最後まで聞かないのか
ある研究では【人は実体験しか同感出来ない。】というのがあります。
他人の体験を聞かされる事は同感も出来なければ、共感も出来ないと。
なので【他人の話を聞くのは苦痛でしかない。】
という研究結果もあるのです。
また自分が優位(ゆうい)だと勘違い(かんちがい)していて、『それ以上言わなくても分かる。』という人も多いとの事。
世のプレイボーイ達は女の子の話をきちんと聞いてあげています。
↑【すごいですよね。分かってはいますが出来ません。関心しちゃいます。】
大抵(たいてい)の人は自分が話したいので、頭の中では『次は何をしゃべろうかな~。』となっているのだそうです。それが『うん、うん、へ~。』などの気のない相槌(あいづち)や最後まで聞けない人のおおまかな理由です。
ケンカの時なども頭に血がのぼって、相手の話など聞いてない事も多いです。
自分の意見を押し付けようと必死なのです。
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何が正しいのか?人としての大切なこと・生き方を学ぶ
他人の話をきく
これは私の持論ですが、聞く(きく)というのが、いけないのではないかと考えます。
辞書で調べると、
聞く:声や音を耳に受ける
耳に感じる
聴く:講演や音楽など、注意深く聞く
とあります。
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自分の事ばっかりで人の話を遮る人の心理と対処法とは?
そりゃあ、聞かない人が増えますよ。
耳に受けたり感じたりするだけなんですからね・・・。
聴くでも良いんですけど、ちょっと違う気が致します。
↑恐れながら・・・(笑)
そこで私の考えは『人の話を効く』です。
実際に文章などでは間違った使い方とされますので、あなたが頭のなかで理解されるだけで良いと思います。漢字のテストや会社の資料で使わないでくださいね。
※残念ながら責任は負いかねます。
どういう事かというと、
・こちらの話に対してきちんとした答えが返ってくる。
・質問に明確に答える。
・言った事を行動出来る。
・注意をしたら改善される。
など『効果が表れる』からです。どうですか、
明確でしょ?
なので、これを読んでいる人は『他人の話を効きましょう!』
まとめ
出来る人達はきちんと実践(じっせん)しています。
効果(こうか)を出せばいいんです。
あなたが効(き)けば、周りの評価が変わります。
評価が変われば、周りの人達が変わります。
「ありがとう」は自分にとってもパワーワードって知っていましたか?
あなた一人からでも世の中は変わっていきます。
私も日々勉強してもっと成長していきます。
他人の話をきちんと効いて(きいて)、共に成長していきましょうね。
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