つまづいて転ぶのを恐れて立ち上がらない人は、本当の意味で生きているのだろうか?世の偉人達は、『失敗を恐れるな!』という内容の名言を数多く残している。
あなたの望んだ結果にならなかったとしても、それは失敗ではない。『その方法ではない』というのが、分かっただけなんです。諦めた段階、投げ出した段階で、失敗になります。
では詳しく見ていきましょう。
今日を捨てた人に明日は来ない
いや来ますよ。時間軸で深夜0時を超えれば、明日になりますし、目覚めて布団から起き上がったら明日になっています。厳密には、もう今日なんですけど・・・言いたいこと、分かりますよね。
全く運動をしない人と、運動不足が気になり毎日5回だけ腹筋をやっていた人の二人がいたとします。「たかだか5回って」と馬鹿にされるかもしれませんし、明日には何も変わっていないでしょう。だが1年後、5年後にはどうなっているのか、想像はつきますよね。
よく耳にするのが「そんな事やってどうするんだ。」「無駄な事はやめろよ。」「どうせ続かないよ。」っていう否定をする周囲の人達の言葉。こういう事を言う人って、失敗した人なんですよ。だからあなたが成功するのが悔しいんです。あなたにも失敗して欲しいと足を引っ張ってくるんです。
冒頭で書いたような起き上がる勇気のない人なわけですから、こんな人の言葉に耳を貸す必要は全くありません。
どんなに馬鹿にされても、叶わない夢だと言われても関係ありません。あなたの人生は、あなたが決めるべきなんです。失敗した人の言う事なんて聞いていたら、成功するものもしなくなってしまいますよ。
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出来ればやめてほしい他人の生き方や行動7選
今やろうと思ってたんだよ。
分かったよ。明日やるよ。
聞いたことのある言葉でしょうし、もしかしたらあなたも言ったことがあるかもしれません。わしも若い頃は何度も言っていましたよ。恥ずかしながら・・・。
でもこの口癖は、ある時を境に言わなくなりました。それは『自分への言い訳だ』と知ったからです。教えてくれた先輩には、感謝してもしきれないですよ。ホント。
人は時間に限りがあるということを忘れがちです。確実に衰えますし、明日が来なくなる日が必ず来るんです。こんな大事なことを、つい忘れてしまいます。
今日の積み重ね、ひいては『今』の積み重ねが、明日や未来へと繋がっていきます。何もしない人には、輝かしい未来など来ません。そう、今日を捨てた人に明日は来ないのです。
過去に囚われるな
これを読んでいるあなたは『今』です。書いているわしも『今書いています』。
しかしあなたが読んでいるこの記事は、わしにとっては『過去』になります。当たり前のことなんですけど、『私の過去』が『あなたの今』とリンクしているんです。
同じ様に『今のあなた』を作り出しているのは、『過去のあなた』なんです。過去の経験、読んできた本、言われてきた言葉、友人関係や恋愛、様々な過去があなたを形成しています。これは良い面でも悪い面でも影響しているんです。
例えばダイエットに失敗し続けてきた人は、新たにダイエットをしても失敗する可能性が高いです。あくまでも確率なので、絶対ではありませんよ。
恐ろしいことに失敗してきた経験が、脳には刷り込まれています。人は無意識の領域で、今までの経験に基づいて行動の舵を切るんです。脳によって失敗の経験が多ければ多いほど、無意識的に失敗に導く様に操作されてしまいます。
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自分がおかしいと感じていない人のなんと多いことか
すると自分が悪くないと思いたいので、言い訳を口走る様になります。「この方法が間違っていた。」「私には合わない。」「そこまで真剣じゃなかったし。」などなど。
言い訳をするのは良くないですが、そもそも成功体験を重ねれば良いんです。
一日10回やっただけでも自分を褒める。3日以上続いたら凄いと思う。1cmでも細くなっているのを実感する。などなど。言い方は悪いですが、自分で自分の脳を操っていけば良いんです。
足を引っ張る自分
また自分の中の『もう一人の自分』が足を引っ張るケースです。痩せたいと思っている自分と、そこまで痩せたいとは思っていない自分です。
例えば
・本当はモデルさんに憧れているだけで痩せたいとは思っていない。
・周りがダイエットしているから自分もしないといけないかなと思っている。
・どうせ痩せられないと思っている。
などなど。
あなたの足を引っ張るのは、他人だけとは限らないのです。他人が足を引っ張る理由は、嫉妬やプライドの高さ、 損をしたくないや置いていかれたくないという心理が働いています。しかし『もう一人の自分』の理由は、【自分への誤魔化し】です。
達成出来なかった時のために『もう一人の自分』が予防線を張るんです。傷つきたくないから【本心】を隠してるというか、傷を舐める準備をしています。ゆくゆくは言い訳を並べ立てるでしょう。
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自分を誤魔化して、言い訳をして、目標を達成することも出来ず失敗を積み重ねます。いずれあなたが、他人の足を引っ張る側になっていまうという危険性があります。そうならないためにも自分で自分の足を引っ張る行為はやめることです。
これを機に足を引っ張る自分からの誤魔化しは、しないようにしましょう。人生最大の敵は、あなた自身であり、成功の鍵は、あなた自身なんです。
継続は力なり
この『継続は力なり』という言葉ですが、意味としては
諦めずに取り組み続けること、それ自体が一つの優れた能力である。
成し遂げるまで挫けずにやり抜いていけば、いずれ大成する。
継続することで成功へと繋がる。
と、なっています。なので勘違いしている人も多いでしょう。
何故なら『継続しても力にならない』場合があるからです。こんなお題を出しておいて否定するなんて、ごめんなさいね。でも事実なんですよ。
それは、継続することが『目的』になっている人は、望んだ結果を得られない可能性が高いのです。継続することに注力していると、それで満足してしまい結果を見失いがちです。本来の目的である『結果』のために継続するってことが大事なんですよ。
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元ハンマー投げ選手の室伏広治さんは「飽き性なんで・・・」と、おっしゃっていたのですがこの事をよく理解していました。
あんな重いものを、どれだけ遠くへ投げられるのかという競技なので、パフォーマンス向上の研究や練習方法にも熱心でした。そして練習に飽きてきたら、違う練習をするんです。
例えば一枚の新聞紙を片手で持ち、手繰り寄せて握っていく。これで前腕の筋肉を鍛えていくという独特なやり方です。また赤ちゃんの動きをトレーニングに取り入れたりしています。
ここで重要なのは、これまでの練習や歴代の練習方法を継続しているわけではないということです。あくまでも目的は、誰よりも遠くへ飛ばすことなわけです。同じ練習メニューを継続することが力になるわけではないんです。
結果(目的)を得るために、練習(手段)を変化させながら継続させることが大切なんです。継続させること自体が目的になってはいけません。それは力にならないからです。
好きこそ物の上手なれ
必ずしも好きなものが、上手になるわけではありません。・・・またまた残念な気持ちにさせたのでしたら謝ります。ごめんなさい。
ですが、残念ながら思い違いをしている人も多いのではないでしょうか。「好きなことなんだから上手くなるはずだろう。」「上手くなるためには好きにならないといけない。」などなど。
例えば5歳のころからサッカーが好きで、時間があるとサッカーの練習ばかりしていた子がいたとします。小学校・中学校・高校と、ずっとサッカー三昧でやってきたのにプロになれませんでした。そしてこれは、この子一人のことではありません。何百人、何千人といるでしょう。
彼らは何故プロになれなかったのか・・・。好きだから寝食を忘れてサッカーに打ち込んできたにも関わらずです。それは体格の違いや努力不足もあるでしょう。また上には上がいるという厳しい世界だというのもあります。
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しかし一番の問題は、好きなだけではダメだということです。確かに嫌なことよりも、好きなものの方が楽しいので時間を掛けられます。上達も早くなり、上手くなるでしょう。
ただシュートが好きな人は、シュートばかりをやってしまいます。筋トレやランニング、メンタルを鍛えるなどの苦しいことは避けがちです。自分の自信のある事ばかりをやるので、バランスが悪くなってしまいます。当然プロでは通用しないでしょう。
前述した様に練習には創意工夫が必要ですし、一見関係ないと思われることも取り入れなければいけないのです。本を読んで知識を取り入れたり、寝具や入浴方法を変えてみたりと、やるべき事は多岐にわたります。
好きなだけだと物の見方が一方だけになりやすいです。様々な角度から見直すことが重要です。自分の弱点や足りない部分を見つめて鍛えていく。思考を働かせてあらゆる事を試してみる。そうすることで今までよりも、もっと好きになるはずです。
まとめ
◆今日を捨てた人に明日は来ない
休むなとか遊ぶなと言っているのではありません。時間には限りがあります。むやみに今日を捨てないでください。明日を迎えるために『今』やるべき事をやりましょう。
◆過去に囚われるな
挑戦に怯えないでください。そして過去に囚われないでください。今までの挫折は決して失敗ではないのです。あなたの脳を騙してでも成功を掴みにいきましょう。
◆足を引っ張る自分
否定してくる他人の意見など聞かなくて大丈夫です。また足を引っ張る自分の声も聞かなくて良いです。未来は『今』から作り出すのです。
◆継続は力なり
継続することを目的にしないでください。あなたの望んだ結果のために、変化の継続をしてください。飽きたら違うことをするのも大切ですよ。
◆好きこそ物の上手なれ
好きであるべきです。ただ好きなだけでは足りません。多方面からの視点を持って、多次元の思考をしてください。その先には輝かしい結果が待っていますから。
考えるヒントになったでしょうか?人生はいつからでもやり直すことが出来ます。成功の鍵は、あなたの中にあります。ぜひ見つけ出してくださいね。
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