あなたは交通ルールをちゃんと守っていますか?車やバイクの運転に限らず、自転車や歩行者の時でも道路交通法は適用されます。
これくらいでごちゃごちゃ言うな!
誰にも迷惑をかけてないだろ!
車が来てないんだから良いだろ!
はいはい。次は守りますよ。
あなたがそうだとは言いませんが、こういうふうに考えている人が少なくないんです。自分勝手でルールに従わないんですよ。
では詳しく見ていきましょう。
【交通ルール】異常さに気づいていない
そもそも交通ルールとは、事故を起こさないという『目的』のための規則です。「事故を起こさなければ良いだろ。」と反論されそうですが、そうじゃないでしょう。
交通法規を遵守していれば、100%事故が起きないとは言えません。しかし交通ルールを守っていないと事故を起こす確率は上がります。
昨日まで無事故だったとしても今日・明日が無事故だとは言えないのです。
昨日まで普通に使えていた家電が、今日突然動かなくなった経験は誰にでもあるでしょう。日頃から愛情を注いで大切に使っていても物は壊れます。ただ無茶な使用、雑な扱いをしていたら、通常よりももっと早く壊れるでしょう。
どれだけ運転に自信があったとしても、タイヤがバーストするかもしれません。車軸が折れるかもしれません。ブレーキが効かなくなるかもしれません。この世は無常です。
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いくら細心の注意を払っても、事故が起きてしまう可能性はあります。しかしその可能性を限りなく低くすることは出来るんです。それが交通ルールに従うことです。
もし事故を起こしてしまえば、警察や消防、救急救命士やレスキュー、医師や看護師、その道路を使用する人と大勢の人に迷惑がかかります。
また自分の所有している車の修理費、相手の損害賠償、道路標識やガードレールを損傷した場合の賠償で高額の支払いが生じてしまいます。
さらに負傷者が出た場合には、治療費や入院費の支払いによる民事上の責任。過失運転致死傷罪などによる刑事上の責任。お相手の負傷や過失の程度によって、違反点数による行政上の責任を負わなければいけません。加えて被害者の命を奪ってしまった場合は、一生罪を償っていかなければいけません。
また自身の命も危険にさらしているわけです。これほどのリスクがありながら、何故交通ルールを守らないのか、わしには全く理解出来ません。
心に刻んでいないのか、考えが足りないのか、思い上がっているのか、自分の異常さに気づいていないんですよ。
【自転車】異常さに気づいていない
先日のニュースで放送された自転車の逆走。国道1号線を東京方面から横浜方面へ走る車両のドライブレコーダーの映像でした。詳しい住所は伏せられていましたが、なんと神奈川県内です。もう同じ神奈川県民として情けない。
前方を走るトラックが突如ブレーキランプを点灯させて減速をした。車線変更をしようかと考えていた直後にトラックの右側から自転車が逆走してきたんです。
分かります?走行中の車と車の間からですよ。そりゃあ、びっくりですよ。
ドライバーさんが車線変更をしていたら、正面衝突になっていたでしょう。なんでこんな行動をするのか甚だ疑問です。
そこで現場を訪れた取材班は、4時間の間に7台も逆走している自転車を確認したんです。もう本当に恥ずかしい。
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また埼玉県では自転車を蛇行運転をしながら、前方から来る車に対してふらっと飛び出した男。道路交通法違反で逮捕起訴され、さらに暴行容疑でも逮捕されました。
以前にもブレーキのない自転車を乗っている人や、タバコを吸いながら、スマホを見ながら片手運転するデリバリー。などなど自転車の違反は後を絶たない。
おそらく分かっていないのだろう。自分のことも罰則のことも。
自転車は免許制度ではなく誰でも乗れるので、罰則も軽いものだと安易に考えている人も多いでしょう。しかし場合によっては裁判所に出頭しなければいけなかったり、前科がついたりもする。
ましてや自転車でのながらスマホで女性にぶつかり、寝たきりの状態にさせてしまった人は1000万円を超える賠償金が請求された。
自分も亡くなる可能性だって充分あるし、四肢欠損や半身不随になる危険性だって充分にある。いくらお金をもらったとしても、後悔先に立たずなんですよ。
自転車だからといって軽くみてはいけない。早く異常さに気づいてください。
【横断歩道】異常さに気づいていない
交差点での左折や右折をした時に、横断歩道も青になっているケースは多いでしょう。一時停止をして歩行者を優先させるのは当たり前です。だって横断歩道は歩行者優先だからです。
それをまだ歩行者が来ていないからといって、止まらずに走り去っていく車を時々見かけます。
また横断歩道ではない場所から渡ってくる歩行者もいます。斜め横断や停止直前の車の前に飛び出してくる歩行者や自転車。本当にどっちもどっちだと思います。
こういった横断歩道での車両と歩行者の事故は、本当に後を絶たない。
ドライバーやライダーは、ちゃんと止まろうよ。歩行者はちゃんと横断歩道を渡ろうよ。こんな事すら守れないのかと悲しくなってきます。
先日もあと数メートル行けば横断歩道があるのに、車道を渡っている高齢者がいました。しかも車は来ていなかったですが、車道の信号は青です。
万が一にも車が来て轢かれても文句言えないですよ。何を考えているんでしょうね。
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同じ様な状況で、30代くらいのお父さんが4歳くらいの息子の手を引いて渡っていたんです。
「はあ?」ですよ。
親が子供に悪い事を教育してどうするんですか。もう本末転倒ですよ。どうなっているんだよ、オトナだろ!!!親だろ!!!
一事が万事ですよ。こういった人は、運転していても違反しているんだろうなぁって思っちゃいますよね。
最近ではアクセルとブレーキの踏み間違いも多いです。ボーッとしてたら、あなたも犠牲になる可能性があるんです。青だから安全だとは決して思わないでください。横断歩道は油断大敵ですよ。
【あおり運転】異常さに気づいていない
本当に、あおり運転はやめてもらいたいです。
何故あおり運転をするのか、わしにはさっぱり理解出来ません。イラッとしたのかもしれないですし、先に嫌がらせをされたのかもしれません。
だけど感情に任せてやり返すって、あまりにも馬鹿げていますよ。はっきり言って、あおり運転は重罪です。極めて悪質ですし、とても危険です。
一概に『あおり運転』と言われると、前方の車への車間距離を詰めて、異常に接近させる行為だと思っていませんか?
しかし不要な急ブレーキや、蛇行運転や幅寄せ、急な割り込みや低速走行、高速道路での駐停車も該当します。一般的に『あおり運転』と言われていますが、『妨害運転』として定義されました。
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また自転車にも適用されていて、逮捕者も出ています。社会問題にもなり厳罰化されたのに、あおり運転は一向に減りません。何故なんでしょう。
確かに人の行動に対して、罰則を強化してもあまり意味がありません。怒りで頭がいっぱいになっている状態で、「あっ、そうか。5年以下の懲役または100万円以下の罰金になっちゃうか・・・。」とは考えられないでしょう。思考は感情に支配されてしまうんです。
頭に血が上っている人は、考える事を放棄しているので目的を見失います。本当は相手に「謝ってほしい。」「二度とこんな運転をしないでほしい。」という目的なはずなのに、煽った(あおった)ところで目的は達成出来ないでしょう。だって手段が違うんですから。
そりゃ~手段が違えば、本来の目的が果たせるはずがないんです。そんなことすら考えられないのです。
考えることをやめて、暴力的になり、手段を間違えて、自分をコントロール出来ない人は、もはや人ではないのかもしれません。残念ながらカッとなった人は、自分が異常であることに気づかないんです。
【飲酒運転】異常さに気づいていない
軽い気持ちで「一杯だけなら」とか「バレなければ平気」などと思っている人もいますが、言語道断です。他の交通違反もそうですが、飲酒運転も絶対にやめてください。
あなたもご存知かもしれませんが、飲酒運転を正式には『酒気帯び運転』と『酒酔い運転』となっています。よくアルコール濃度の差だと誤解されています。
酒気帯び運転が少ない量、酒酔い運転が多い量だと勘違いされているんです。しかし実際のアルコール濃度は関係なく、正常な運転が出来ない状態だと判断されれば、酒酔い運転になります。
呼気中のアルコール濃度が1リットル中、0.15mg以上0.25mg未満の場合は、90日間の免許停止処分になり、0.25mg以上の場合は、免許取り消し処分で2年間免許取得不可になります。
また酒酔い運転と判断された場合には、免許取り消しで3年間免許取得不可です。さらに酒気帯び運転では、3年以下の懲役または50万円以下の罰金。酒酔い運転では、5年以下の懲役または100万円以下の罰金となります。
数時間寝たから大丈夫だと思っている人も多いですが、大きな間違いです。体内でのアルコールが分解されていなければ、れっきとした飲酒運転となります。
またノンアルコールだから平気だと思っている人もいますが、これも大きな間違いです。そもそもノンアルコールビールの定義が、アルコール濃度1%未満のビールなので、仮に0.9%だったとしたらアルコールを摂取したことになります。検知器で検出されれば、確実に飲酒運転として扱われるんです。
飲酒は、判断能力が低下して視野も狭くなり、事故の可能性が高くなります。また自分の人生を狂わせるだけでなく、無関係の人の一生をも変えてしまう危険性があるんです。お酒を飲んでの車やバイク、自転車の運転は絶対にしないでください。
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車のトラブルにはどう対処するのが正しいのか
飲酒をすることで気が大きくなったのか、正常に考えられないのか、異常さに気づいていない人がいます。その証拠に飲酒運転による事故が、未だに無くなりません。
道路交通法の改正で厳しくなりましたが、日本はまだまだ甘いという意見もあります。厳罰化が必ずしも正しいとは言えないですが、もし飲酒運転で事故を起こして命を奪ってしまったとしたら、二度と生き返ることはありません。
被害者の遺族や友人達の無念を考えると、胸が痛くなります。もっと厳しくても良いようにも思えますね。
何はともあれ、一日でも早く飲酒運転が無くなる日がくることを願っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。交通ルールを守らない人は、自分の異常さに気づいていない理由が分かってもらえましたか?
他にもスピード違反は、「そんなに急いでどうするの?」って思いますし、運転に自信があるんならプロのドライバーになればいいのに、そうはならない。プロのドライバーって、一般道では充分過ぎるほど安全運転ですよ。
また一時不停止って、一時停止をしないと危険だからそうなっているのに、そんなことも考えられないんですかね。
そして信号無視って、言葉は悪いですがアホなんじゃないでしょうか。街中にカメラがあり、ドライブレコーダーを付けている車も多いです。信号無視をした事実は撮られるでしょう。
もし事故になったら修理費も高くつくし、相手への損害賠償も支払わなければいけません。怪我をしたり入院をしたり、また費用がかかります。この世を去りたいんですかね。全く理解できません。
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自分がおかしいと感じていない人のなんと多いことか
ひき逃げや当て逃げも分かりません。「パニックなった」と後々証言する人もいますが、誰でもパニックにはなるでしょう。要はその後ですよ。逃走するっていう選択肢があるのが、もう異常なんですよ。
スマホを見ながら、雑誌を読みながら、シートベルトをしない等々、上げればきりがないですが、なんでするんでしょうね。おかしいですよ。自分がおかしい事に気づいていない、そう異常なんです。
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